俳句添削道場(投句と批評)

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風食めば秋の知らせはすぐそこに

作者 toe  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

サイトも俳句も初心者ですが気軽に添削お願いします。今朝の風が美味しかったので。

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「風食めば秋の知らせはすぐそこに」の批評

回答者 なお

toeさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。第一印象、爽やかです。また、「風を食べる」、ここに独自性があります。とてもいいです。

ただ、よく見ていきますと、ここはこうなさっては?というところがありますのでお伝えしますね。

風を食べてしまったのですから、もう「秋の知らせ」とか抽象的なことをおっしゃっていないで、ズバリ、「秋の味わい」になさったら?
さらに、そこまでお感じになったのでしたら、「すぐそこに」なんておっしゃらずに、「もうここに来ている」と言ってしまってもいいかも。

・風食めば秋の味わいもうここに

提案句はあくまで一例であり、こうすべきなどというものではありません。何かの参考になれば嬉しいな、くらいのものです。
また色々聞かせてください!

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★★★★★

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「風食めば秋の知らせはすぐそこに」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。はじめまして。
初心者さんと言うことですね。

風が美味しい。
いい感覚をお持ちだと思います。
句の方はそれが生かされておらず、「これっていつの季節?」という点が問題になっていると思います。

◆言い回しが遠回しで、よくわからなくなっています。受け手を混乱させることもあると思います。
 ■「秋」は秋の季語
 ■「秋の知らせ」んん? 自分が秋に気づいたということかな?
 ■「知らせはすぐそこ」んんん? ではまだ知らせが自分に到着していないということ? つまり秋になっていないということ?

◆この句が投句された9月5日。台風(秋の季語)も上陸しはじめましたし、田んぼには稲(秋の季語)。地区によっては稲刈り(秋の季語)が始まりました。
 つまり、すでに季節は秋なのです。
 (なお、暦の上でも、初秋も終わり、仲秋(秋半ば)に入ろうとするところです)

特に前者、言い回しのわかりにくさが問題だと思います。
「秋が来ている」と言いたいのか、「まだ来ていない=まだ夏」と言いたいのかを、はっきりさせた方がいいと思いました。
コメントからは「秋を感じた」つまり、秋の俳句といたしましょう。

まず下五を変えてみます。
・風食めば秋の知らせを受け取れり

これで「秋の知らせ」を受け取った=秋である、という句になりました。

で、「秋の知らせ」という単語の具体性が薄いために意味を迷うところもありますので、もう少し具体的な表現にしていくのをお勧めします。

・秋風の中秋風を食みてをり
・秋風を食みて秋風美味きこと

「美味い」を省略するか、言ってしまうかどうかですね。
私の句の「秋風」リフレインはあまり効いていないので、まだいろいろ考えてみてくださいね。

点数: 1

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添削対象の句『風食めば秋の知らせはすぐそこに』 作者: toe
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