「梅雨寒し一人ぼっちの道祖神」の批評
回答者 なおじい
鬼胡桃さん、こんにちは。
御句拝読しました。わざわざ私にお断りなどなさらなくても、これは拙句とは趣きの違う、とてもいい句だと思いました。あまりに切ない。
道祖神様は私も大好きです。何故なら必ず男女が手に手を取り合っていますよね。いかにも微笑ましい。
それが、なんらかの理由で、片側が削れるか何かして、ひとりぼっちになってしまっているのですね。おそらく自然災害か、あるいは車がぶつかったとかでしょうけど、お気の毒です。そんな道祖神様が雨に濡れている。
「梅雨寒や」としてもいいかと思いましたが、そこは「寒し」にこだわりがおありとのこと、このままいただきます!
点数: 1
添削のお礼として、なおじいさんの俳句の感想を書いてください >>
なおじいさんが投句した地蔵様の句と光景が似ている類想な句を、ずっと前に作ってましたので、なおじいさんの許しを貰いましたので投句します。
ある道祖神の画像を見てイメージし、短文から句にしました。
切れ字[や]を使わず、[し]の韻を入れました。
[雨が降ってる日の道祖神の画像を見た。背景からどこかの山村にあるのだと思う。ポツンとひとりぼっちで見るからに孤独な様子であった。]
道祖神自体が罅が入ってるとか苔が生えてるとか顔が削てるとかの状態に関しては読者の判断に委ねます。