梅雨明けて夏風渡る海開く
作者 石崎ひろと 投稿日
要望:厳しくしてください
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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「梅雨明けて夏風渡る海開く」の批評
回答者 なお
石崎ひろとさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。夏らしい気持ちのいい句ですね。
しかし、思いが強すぎたのか、基本は一句に一つである季語が三つも入っている。その点は、慈雨さんがおっしゃっている通りです。みんな同じ季節だからチグハグ感はありませんが、短編映画に主役級の俳優が三人も出ているような感じで、誰を見ていいかわからなくなります。もしかしたらケンカが始まるかも(笑)?
私からは、その季語三つの他に、動詞のことをお伝えします。
俳句はビデオのような動画ではなくて、写真のような静止画像だと思ってください。
ですので動詞で行動を報告するより、形容詞で状態を表すようにしたいです。
現在は、「梅雨が明けた」「夏風が渡る」「海開く」と、動詞も三つあります!
これは少し、改善しましょう。たとえば「海開く」などは、「海開き」とするだけで解決しますよ!
慈雨さんのアドバイスと合わせて、ちょっと考えてみてください。私も夏は大好きなので、期待しています!
点数: 1
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「梅雨明けて夏風渡る海開く」の批評
回答者 慈雨
石崎ひろと様、はじめまして!よろしくお願いします。
早速で恐縮ですが、「梅雨明け」「夏風」「海開き」はすべて夏の季語です。
このままですと、俳句というより季語を3つ並べただけになってしまいます。
「一つの句に一つだけ季語を入れる」のが俳句の原則です(季語を複数使う「季重なり」の句もありますが、上級者のウルトラ技と言われるようなテクニックです)。
それぞれの季語で一句ずつ詠んでみてはいかがでしょうか。
石崎さまがそれぞれの季語とどんな風に接したのか?その時何をしたのか?どんな光景と出会ったのか?それをありのままに、五七五で描写すればいいと思います。
ぜひまた作られたら投稿してみてください!
点数: 0
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「梅雨明けて夏風渡る海開く」の批評
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