俳句添削道場(投句と批評)

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入梅の朝甘からん金豆の香

作者 千尋  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

今朝盆栽に水をやっていて、香りがないはずの金豆から甘い香りがした気がして、甘からんを使った句を詠みたくなりました。
梅は香りがあるけれど、金豆は香らないというところの対比も面白いなと季語に入梅を選びました。
バランスが悪いと思うので直して頂けましたら幸いです。よろしくお願いいたします。

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「入梅の朝甘からん金豆の香」の批評

回答者 竜虎

千尋様 こんにちは
初めましてよろしくお願いします。
金豆(きんず)は金時のようなお豆かなと思っていましたが、植木なんですね。
柑橘の一種でしょうか?金柑は食べたことあります・・・
御句
上五下五名詞型でよくないですね。私も句会で片方を開くと良いと先輩が教えてくれました。
それとらむ(推量の助動詞)接続は活用語の終止形とあります。
甘いの終止形は甘し(形ク)です。
甘しらむとなると思います。辞書で調べてみてください。
例句
鰯雲故郷の竈火いま燃ゆらん  金子兜太
詠んでみました。
入梅の金豆のかおり甘しらん
よろしくお願いいたします。

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★★★★★

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「入梅の朝甘からん金豆の香」の批評

回答者 なお

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★★★★★

千尋さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。私は浅学にして、金豆(キンズ)というのを知りませんでした。調べてみて、きれいだなと思いました。

御句ですが、バランスが悪いとのこと、どういうことかと思いますが、ただ、「甘からん」がちょっと気になりました。これは「甘いだろうなぁ」、という意味でしょうか?

作者にこだわりのありそうな措辞なのでそこを変えるのは申し訳ないのですが、作者が心の中で推測しても、読み手はなかなかわかってもらえない=伝わりにくいと思いますので、作者の特権で、決めてしまってもいいのではと思いました。

・入梅の朝に甘き金豆の香

「朝」は「あした」とお読みください。

千尋さんはとてもいいセンスをお持ちのようですね。また聞かせてください!

点数: 1

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「入梅の朝甘からん金豆の香」の批評

回答者 いるか

句の評価:
★★★★★

こんにちは

御句拝読しました
香りのない金豆に香りを感じる瞬間という気づきにオリジナリティがありますね
古語に自身がないのでアレですが推量の「らむ」でしょうか
疑問にしても面白いかと思いました
 梅雨の日の何か甘けき金豆の香
よろしくおねがいします

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