「汗染みた手のひら見ればゴムチップ」の批評
回答者 イサク
はじめまして。よろしくお願いします。
季語「汗」ですね。
五七五の音と、季語ひとつは達成していますので、立派に俳句になっています。
映像も出ています。
ここからの課題として考えるならば
◆「ゴムチップ」という単語にオリジナリティはあると思いますが、「ゴムのチップって何だろう?」と素通りされる可能性がありそうです。
◆ 上五中七の十二音を使って「汗染みた手のひら見れば」を説明していますが、実は「汗の手のひら」と七音分の映像しかないので、勿体ない感じはします。
「染みた」「見れば」などは句に必要だろうか?という自問自答をしてみてください。特に「(作者が)見る」は「見ているから俳句に登場しているので、わざわざ言わなくても・・・」とよく言われる動詞です。
◆説明なく句だけを見た場合、「人工芝」は想像できないと思いますが、作者としてはそれでもよいでしょうか?
(ゴムチップを敷いた庭や道路や競技場は想像できると思いますが・・)
たとえば
・てのひらに汗てのひらにゴムチップ
コメントにある「人工芝」「夏の体育祭」を想像できる句、ぜひ考えてみてください。
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俳句初心者です!
高校に入って、変わったことを、二つ表現しました。
一つ目は体育祭が夏にあること
二つ目はグラウンドが人工芝であることです。