「ばっさりとカットせむ髪止まる蝶」の批評
回答者 ケント
ぼしゅんさんこんにちは。
いつも勉強させて頂きます。
貴句、いいと思います。
春らしくバッサリと髪を切ろうか、蝶に聞いてみよう。
ですね。
「止まる」はなくても通じると思います。
口語にしてみました。
バッサリとカットしようか髪に蝶
ふ~む、イマイチ。
原句のままで。
よろしくお願いします。
点数: 1
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作者 ぼしゅん 投稿日
回答者 ケント
ぼしゅんさんこんにちは。
いつも勉強させて頂きます。
貴句、いいと思います。
春らしくバッサリと髪を切ろうか、蝶に聞いてみよう。
ですね。
「止まる」はなくても通じると思います。
口語にしてみました。
バッサリとカットしようか髪に蝶
ふ~む、イマイチ。
原句のままで。
よろしくお願いします。
点数: 1
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回答者 めい
ぼしゅん様。失恋でしょうか?春だから、イメージチェンジ? 私は、バッサリやったほうがいいかな?迷いがあるんですね。
迷いがある時。
▪長き髪いかがはせむと蝶の来て
迷いなく切った時。
▪長き髪バサリと切らむ蝶の来て
蝶は、幸運のサイン、どちらにしても作者には、良き未来が待っています。
🙇
点数: 2
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回答者 みつかづ
こんにちは。貴句、拝読しました。
「長く伸ばしていた髪をショートにするか迷う気持ちを詠みました」に、主に焦点を絞りますね。
中七の「せむ」。品詞分解すると以下です。
サ変動詞「す」の未然形「せ」+推量・意志の助動詞「む」(の連体形(すぐ後ろに名詞「髪」があります)、又は終止形)
ですので、読者には「作者はバッサリと髪を切りたいんだな」と伝わり、迷いは伝わりません。「助動詞む」の後に名詞「髪」が来ていますので「この「む」は連体形だろう」と読まれると尚の事です。
上五の「バッサリと」にも触れておきます。
後ろに「髪」がありますし、間に「カット」もあります。
ですので、「バッサリ」又は「カット」のどちらか削っても読者には十分伝わります。
削って余った音数で「迷い」を表現なさるか、「バッサリ」と「カット」のどちらも削って迷いを表現なさるか。どちらもあると思います。
更に、季語で春の感じを前に出す事で、「バッサリ」、「カット」、「髪」の全て書かずに「髪の事かもしれないな」と読者に思わせる方法も一案です。
全部使わない案だけ例挙げてみます。文語諦めますけども。
・このままか切ろうか肩に止まる蝶
他の方が添削例を挙げてくださると思いますので、私のコメントからは品詞分解の所だけ押さえていただければと思います。
点数: 1
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回答者 独楽爺
おはようございます。
さっそくですが、取り合わせの妙という感想です。止まる蝶は一瞬の蝶の動きではなくしばらく止まっている蝶、少し前まで飛び回っていた蝶が何かを悟ったかのごとく小休止する蝶をイメージします。
それが紙バッサリを決断する心情と響きあいます。
良い句ですね。今後ともよろしく。
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
お題にチャレンジです。
長く伸ばしていた髪をショートにするか迷う気持ちを詠みました。
添削、提案句、どのような印象を持たれたかなど頂けると嬉しいです。