「春の朝蕾が花咲く誕生日」の批評
桃子さま、はじめまして。
お父様の誕生日に俳句
とは、粋な計らいですね。優しいプレゼント…これは嬉しいと思います。
御句、良くできていると思います!誕生日に開く蕾。これからの一年が明るくなるような、前向きな気持ちになれそうですね。
そもそも桃子さんが心を込めて作られた世界に一つの俳句ですから、技術的に上手かろうとそうでなかろうと、お父様にとっては宝物になると思います。
ですので、このままで十分良いと私は思います。
その上で強いて言うならですが、2点ほどコメントさせてください。
①俳句の音数は五-七-五が基本ですが、御句は五ー八ー五(はるのあさ/つぼみがはなさく/たんじょうび)になっていて、少しリズムの乱れを感じました。
②「蕾が花咲く」って言い方はあまりしない気がします。「蕾が開く」か「花が咲く」などが自然かなと思いました。
(余談ですが俳句では「花」といえば「桜」を指すそうで、「花(=桜)」も春の季語
になっています)
ということで、「蕾が花咲く」という表現はあらためて推敲してみてもいいかもしれませんね。
ただくり返しになりますが、桃子さんの優しい想いの伝わってくる句ですので、私はこのままでも良いと思っています。
素敵なお誕生日になるといいですね。応援しております。
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もうすぐ父の誕生日なので、
一句贈りたいと思い立ったはものの、これで良いのかと不安になり投句させて頂きました。
初めて詠んだものなので、お手柔らかにお願い致します。