「野水仙生える岬の犬の墓」の批評
回答者 幸福来々
『去年今年』の句のコメントありがとうございます。
ちなみに、本命の男のことは「間夫(まぶ)」といいます。
さて、本句ですが、純粋に景を詠まれているものですね。
既にご指摘がありますが、遠景と近景の差が激しすぎるので、このままのカメラワークでやるのであれば、中七を「や」で切る方が良いと思います。
ただ、『水仙』が『生え』てるから、水仙を描いているので『生える』はいらないかもしれません。
また、水仙は海岸沿いに咲く花なので、岬という情報が重要なのかが少し疑問です。
そして、『犬の墓』から『野水仙』が群生している景を見せたほうが季語を立てる上で得ではないでしょうか。
と思って、コメント読んだら『野水仙生える岬』が即ち『犬の墓』ということなのですね。
『野水仙生える岬』に『犬の墓』があると読んでました。
要は、景としては、『野水仙生える岬』しか存在しないことになりますよね?
添削というか、「久々に野水仙生える岬を通ったときに、犬を埋めたことを思い出した」という意味での提案句は以下のとおりです。
・犬埋めたときの香りや野水仙
点数: 1
添削のお礼として、幸福来々さんの俳句の感想を書いてください >>
過去、岬に飼っていた犬を埋めた
今はもうその場所に野生の水仙が生え揃っている
先ほどの句は中八でしたので修正句をば、、、