「渡り鳥国境の無き空を行く」の批評
回答者 なお
慈雨さん、こんにちは。
御句拝読しました。おっしゃることはとてもよくわかります。共感します。
ただ、今日は慈雨さんですからあえてちょっと意地悪なことを申し上げます。
空にも国境はあるのですよ。ですから領空侵犯とか起きるわけですよね。これは海でも同じですけど。
で、慈雨さんのおっしゃりたいことを伝えるにはどうしたらいいかかというと、空を飛ぶ鳥たちには国境などないのだ、という論調に持っていけばいい。現実に国境はあるが、鳥たちにはないのだ、うらやましいなぁ。人間もそうなればいいのに、と。
それで提案句を作ろうとしましたが、これが結構難しい。
結局できたのが、
・目に見へぬ国境越へて渡り鳥
これでは言っていることと提案句が違う!
・渡り鳥彼らには無き国境(くにざかい)
このほうがまだ近いか。
慈雨さんですから、あえてうがった見方をしましたが、提案句が今一つ。まあ、こんな見方をする人もいるというご参考になれば幸甚です。
点数: 3
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病院の爆破、イスラエルとパレスチナの歴史などが連日ニュースで流れるこの頃。
空には国境なんて無いのに。少しでも早く争いが終結することを願っています。