「秋の沼濁った水に入る少女」の批評
回答者 つちや郷里
優子さんこんにちは。ご無沙汰しております。
我鬼忌の句へのコメントありがとうございます。
芥川龍之介の作品をあまり読んだことがなく、彼についてもそんなに知らなかったので、難しかったですがなんとか人選がとれました。
御句
不思議でややぞっとする光景を孕んだ句ですね。
「秋の沼」と「濁った水」という情報が重なっているところが気になりました。
「落葉」を使った提案句が既に出ていますので、私は御句の言葉をなるべく使った提案句を詠んでみようかと思います。
・『少女一人秋の濁れる沼にゐる』
上五字余りと動詞止め、さらに旧字体を使って「ゐる」とすることで不穏な空気にしてみました。いかがでしょうか。
またよろしくお願いします。
点数: 1
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秋の枯葉がたくさん浮いている、濁った水の沼の中から、顔を出している乙女、不思議な光景のファンタジー。いろいろな国の大人のファンタジーの、分厚い絵本。何故かノスタルジーに浸る様な不思議な気持ちになりました。入るは「いる」と読んで頂ければ幸いです。