俳句添削道場(投句と批評)

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姨捨やたなだの上の天の川

作者 竜虎  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

JR姨捨駅から観た。

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「姨捨やたなだの上の天の川」の批評

回答者 ケント

こんばんは。
御句、拝読させて頂きました。
姨捨の棚田、綺麗ですよね。
田毎の月とも言われ、棚田の水田に月の移り行く様を表しているそうです。そこに、月ではなく天の川が映るならどんなにか綺麗でしょうね。上5に、姨捨やとされた意味がわかります。
ところで御句は、広瀬惟然(江戸時代、俳人)の本歌取りでしょうか?
間違いでしたらお許し下さいね。
更けゆくや水田の上の天の川
(広瀬惟然)
それにしても、姨捨の棚田との取り合わせは、素晴らしいと思いました。
よろしくお願いいたします。

上5うばすて

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「姨捨やたなだの上の天の川」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。はじめまして。

上五を季語でない「や」の詠嘆で、中七を風景、下五を「天の川」。松尾芭蕉の「荒海や」と同じ型ですね。
このままでもいいと思いますが、細かいところで二点。

◆「たなだ」・・ひらがなに開いた意図が汲み取れませんでした。読みにくく感じたので、漢字の「棚田」の方が良かったように思います。
◆「の上の」・・天の川は空にあり、棚田は地上にあります。「の上の」はわざわざ説明しなくてもわかる位置関係なので、その四音は他に工夫の余地ありに感じます。

とはいえ、このままでもよろしいかとは思います。

・姥捨や棚田にうつる天の川

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添削対象の句『姨捨やたなだの上の天の川』 作者: 竜虎
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