「生き残る丙種の父の終戦日」の批評
回答者 なお
中村あつこさん、こんにちは。
御句拝読しました。8月になりますと、こういう句が多くなり、日本というか、私たちの背負っていることの重さを強く感じますね。
さて御句ですが、私もげばさんと同様、初読で、「生き残る」ではなくて、終戦日のお父様のご様子を描くことでご存命であるという意味にならないだろうかと考えました。そこで、
「テレビで戦没者慰霊式典を見る」
「戦友のお墓参りに行く」「黙祷する」「正座」「念仏を唱える」などというようなワードが出てきて、これらから選んでご提案しようと思いました。
そこで皆さんのコメントを拝見。そうしたらげばさんが「庭いじり」と。
負けました。
なぜこんなに、作者の、いや作者のお父様の心境まて読めるのでしょう。
すみません、げばさんのご提案句に一票です。
また、オレはボンだと痛感しました。
点数: 1
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実体験の記憶はありませんが、伝えていかなければと。
父は兵隊検査で心臓弁膜症とかで丙種でした。その頃は非国民扱いで辛かったそうですが、軍需工場で働いたそうです。
賢くて、元気で、優秀な友人は皆戦死して、生き残ったのは自分だけだと、話してました。
おかげで、今私が居るんですね。