俳句添削道場(投句と批評)

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歳時記に亡父の文字あり春夕焼け

作者 もんこ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

父の使っていた歳時記を見ていたら、最後のページに父の文字の俳句が書かれていた。
意味深な句。。。父はどんな気持ちでこの句を読んだのだろう?

宜しくお願いします。

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「歳時記に亡父の文字あり春夕焼け」の批評

回答者 鬼胡桃

こんにちは。タルンカッペと申します。
句を読みまして、イサクさんと被りますが、中七の[亡父の文字あり]が父のメモ書き?父のサイン?と漠然に感じました。
あと、中七が数えると8音で字余りだと分かりました。
俳句は破調以外では、字余りをする時は中七は極力7音にして、上五か下五で6音を使うのが定石です。
あと句が亡父の文字が主役になってるふうに感じます。
添削ではなく改作になるのと季節が違う句になってしまいますが、例えば
歳時記の亡き父の句や雪柳
みたいにいかがでしょうか?
あと、句を2.3句投句しましたのでコメントと評価をお願い致します。

指摘事項: 字余り

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「歳時記に亡父の文字あり春夕焼け」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

コメントから書きたい内容はよくわかりました。

おそらく「字あり」では伝わりきらないと思います。
私は「亡」という字は使わずに伝えたい方なのですが、この句では「亡」と付けなくても、「父の手書きの○○を見つけた」という内容が伝われば、父親は亡くなっているかもしれないという想像はできそうです。

全部伝えようとすると、
たとえば「歳時記に父の手書きの句」これで十三音になります。
この場合、「春の夕焼」という五音以上の季語にこだわらず、書きたいこととリズムも気持ちも合う季語を探していくことをお勧めします。取り合わせなので「これが正解だ」というものはありません。

・歳時記に父の手書きの句や春日
・歳時記の父の手書きの句やエリカ
・歳時記に父の手書きの句や卯月

変化させればもう少しいろいろできます。
・父の字の残る春愁の歳時記

点数: 3

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