「逆風を選びし鳥雲に入る」の批評
回答者 伊勢史朗
どうもこんばんわ。いつも拙句にコメントありがとうございます。一読して何故過去形を選ぶのかが不可解でした。俳句は今ある一瞬を切り取る詩です。「逆風を選ぶ」「逆風を選びたる」としたほうがよろしいのでは。
今宵も御健吟に。
点数: 1
添削のお礼として、伊勢史朗さんの俳句の感想を書いてください >>
作者 もんこ 投稿日
回答者 伊勢史朗
どうもこんばんわ。いつも拙句にコメントありがとうございます。一読して何故過去形を選ぶのかが不可解でした。俳句は今ある一瞬を切り取る詩です。「逆風を選ぶ」「逆風を選びたる」としたほうがよろしいのでは。
今宵も御健吟に。
点数: 1
添削のお礼として、伊勢史朗さんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 こま爺
逆風を選ぶのままでは俳句に成りにくいので言い換えを探しましょう。言い換えは今の時代、ネットでなになにの言い換えと引くと、山ほど見つかります。
それと俳句は抽象的なワードは避け、物に近づけるのが基本です。
これでベストではありませんが、なんとかなりそうです。
”危地と言う地を飛び立ちて鳥雲に
飛び立つで、鳥雲にとの取り合わせもいかと。
ご参考までに。
点数: 1
添削のお礼として、こま爺さんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 こま爺
俳句になりにくい言葉は次の通りです。
一つは、抽象的な言葉、すなわち、いくつかの物事から共通なものを抜き出してそれを一般化したことば。
もう一つは、気持ち、感情表現、喜怒哀楽などを表すことば、例えば美しい、悲しい、素晴らしい、等々。因みに私の句の清楚と言うワードはアウトです。(笑)
次の記事は、俳句は具象であるとの解説です。ご一読に値します。
http://mokuenn.jugem.jp/?eid=344#gsc.tab=0
私にも勉強になります。今後とも宜しくお願いします。
点数: 1
添削のお礼として、こま爺さんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 イサク
おはようございます。
◆「鳥雲に入る」これでひとつの季語ですので、「逆風を選んだ鳥」が「雲に入る」という、季語を分けた使い方はお勧めしません。
◆「鳥雲に入る」の鳥は、雲に入って見えなくなるほど遠くの上空を飛んでいます。それが「逆風を選んだ」とわかる、というのは観察ではないですよね・・
「あの鳥は逆風を選んだに違いない!」と作者が考えるのはOKですけれど、それを「俳句」という短詩でどう表現するか・・?
ちなみに向い風の方が揚力(上に上がる力)は得やすいので、鳥は風に向かって飛びあがることが多いです。羽ばたく必要が減るので。
スキーのジャンプも、ある程度向い風の方が追い風よりも飛距離が出ます(スピードが殺されない程度に)。凧あげも風に向かった方が高く上がりますよね。
飛行機は自分でスピードを出して揚力を得る設計なので、逆風は必ずしも好みませんが・・
・逆風を選ぶ母鳥雲に入る
点数: 1
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
逆風を選んで飛ぶ鳥があると聞きます。(急降下の時だけなのか?そこはわかりませんが)
人も逆風をバネに生きる人がいます。
それでも雲の上は、穏やかな健やかな青い空。
中六、字足らずがどうにも解決出来ません、宜しくお願い致します。