「秋晴れに飛行機雲の一直線」の批評
回答者 ハオニー
素直な一句ですね
考察するにも楽しい一句です
「一直線の飛行機雲」という可能性もあるにはあるのです
どちらがいいか考察してみました
下五の字余りの効果で「一直線」の印象が強く残るのです
そのため、飛行機が空を一直線に飛び、まっすぐな飛行機雲を残す様子を強調することができます
今回は「何が一直線?」よりも「飛行機雲がどのように?」の方が季語「秋晴」との愛称はいいのだとわかりました
「秋晴れに」は考察の余地がたくさんあります
私が思いついた方法は「秋晴れて」、そして「秋晴や」の二つです
「秋晴れや」は、俳句の表記としては違うようです
ここは俳句番組によっては「皆さんご存じですよね」と言わんばかりに軽くスルーされるところなのですが...
歳時記を見ると「秋晴(あきばれ)」となっていて、送り仮名はありませんでした
だから「や」で切るなら「秋晴や」となるのです
見落としやすいことですが、こういうところが「詰め」と言われる部分です
点数: 6
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昨日の田んぼの稲刈りをしている時の光景です。