「ほほ笑みのマフラー色は緑かな」の批評
回答者 イサク
おはようございます。
一見、やりたいこと、言いたいことはわかりましたが、どこかちぐはぐなような・・
◆「マフラー色は緑かな」の「色は」と前置きで説明しに行くのは省略したいです。
「マフラーは緑かな」で意味は通じますし、別の「緑」と混同すると懸念があるのであれば「マフラーは緑色」とした方がよいかと・・
ですが、根本的なところはそこではありません。
◆この素材のまま助詞の省略はかこ様の意見と同じく、「マフラーの色緑かな」とした方がいいと思います。
ですが、これも根本的なところではありません。
◆「~かな」の切れ字詠嘆の着地は「緑」でいいのかどうか?
元の句は「ほほ笑みのマフラー/色は緑かな」と、意味は一見切れていないように見えますが、注目点が「人→マフラーの色」とばっさり切れています。
「かな」切れ字による詠嘆は一句全体を包み込むように使った方がいいのですが、御句では完全に「マフラーの色」だけを詠嘆してしまっているので・・
「かな」詠嘆としては、コメントの元句の語順や流れの方がいいと思いました。
・マフラーの緑に君の笑顔かな
季語に明確に焦点を合わせるならば、「かな」を避ける手はあると思います。
・微笑みの君の緑のマフラーよ
点数: 1
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連続投稿失礼します。実景。先日、2回しか顔を合わせていない若い女性と道で偶然会い。5分ほどの立ち話し。その途中、この人って、ほんとに「pure」だなぁと。言葉を探しましたが、しっくりするものが見つからず。先輩に「少し隠す」を教わりましたので、隠しました。
原句「マフラーの緑に匂ふ純朴かな」いつも「匂ふ」のは、ダメだと思い、掲句にしました。
どうぞよろしくお願いします。