「寒卵廻せどごろり午前四時」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
今年もよろしくおねがいします。
かなり熱心に作句しているようですね。
燃え上がるのが早いと燃え尽き症候群になるのも早いようなので、自分のペースでがんばりましょう。結局長く続けたもん勝ちだと思いますので・・
この句は
◆午前四時という時間を出す意味がわかりませんでした。なぜ午前四時に作者は「寒卵を回した」のか?
句中に説明は要りませんが、説得力が欲しいです。
寒卵にとって「午前四時」である意義は?
例えば、これが「午前九時」なら、遅い朝食かも?という説得力を持ちますし、同じく「午後一時」なら昼食、「午後六時」なら夕食かも?と思えます。
リアルで午前四時だったから、という理由のみでは「詩」ではなく「日記」になってしまいます。そこに詩があれば、実景を採用することにも意義があります。
・寒卵回し続けて午前四時
こうすると「午前四時」にも多少の説得力が出ますが、このままでは普通の卵でなく季語「寒卵」を使っている必要がないですね。
さてここからどうしますか?
点数: 3
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
今回の俳ポ『寒卵』の句はなかなか浮かばなかったのですが、イサクさんの木曜掲載の刺激を受けてからポコポコと生まれ始めました。
この句は凡空さんの提案句を考えていたら良いものが浮かんだので。代わって自選ボツになったものです。寒卵の持つ力が発揮されていないですよね。参考にしたいので皆様のご意見を伺いたいと思います。よろしくお願い致します。