俳句添削道場(投句と批評)

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寒卵の籠から溢れ転がって

作者 感じ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいします。
「籠から」が余計でしょうか?
そもそも、寒卵でなくてもよいような気もしますが。
よろしくお願いします。

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「寒卵の籠から溢れ転がって」の批評

回答者 こま爺

お早うございます。
まず避けたいの言葉の重複ですね。言わなくても済む言葉をギリギリまで省略する。それは、「季語を選ぶ」の次に来る必須の手順です。
ちょっとやってます。
「籠から溢れ転がる」→「篭から溢れる」または「篭から転がる」に修正できそうです。

卵なので転がるも重複かもしれないです。結局比喩的に「寒卵篭から逃れ」としましょうか。
次に、字数足らずになるので新たに何か持って来る必要があります。
結局、
「寒卵篭から一つ逃れたり」

ちょっとくどくなりましたが、ご参考までに。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「寒卵の籠から溢れ転がって」の批評

回答者 ちゃあき

句の評価:
★★★★★

凡空さん、明けましておめでとうございます。
拙句へのコメントどうもありがとうございました。安堵感としての「も」というご意見は、とても新鮮でした。出社前の感染症対策の検温ですが、習慣化してしまっていて、多少上下はありますが、朝は大抵6度2分です。ワクチンは一度も打っていませんけど会社でコロナ感染していないのは僕だけです。(笑)

御句:「籠から」が余計というより「溢れ」がいらないかもです。あと俳句では普通は「かんたまご」と読みますので「の」もいらないですね。
・寒卵籠より一つ転がれり
・寒卵籠より転げ落ちにけり
今年もよろしくお願いします。

点数: 1

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「寒卵の籠から溢れ転がって」の批評

回答者 めでかや

句の評価:
★★★★★

凡空さん、こんばんは。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
寒卵の持つ強さや生命力を”溢れ”で表わしたのですね、しかし溢れる&転がるの動詞の連続は説明臭いですね。さらに籠からの説明も説明臭い。
そこで提案句と思ったのですが、なかなか良い句が浮かんじゃいましたので俳ポの候補句にしちゃおっと(笑)。寒卵の持つ元気の良さだけをクローズアップしてみました。詳細はは初心者金曜日に掲載される予定(笑)ですのでそちらをご確認ください。今後とも宜しくお願いいたします。

点数: 1

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「寒卵の籠から溢れ転がって」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。
今年もよろしくお願いします。

ちゃあき様と意見が一致です。
「溢れ」が描写ではなく大袈裟な説明になっているかと思います。
なぜ作者は卵が「溢れた」と思ったのか、が伝われば使ってもよいのですが。

提案の句もちゃあき様の一句目とほぼ同じになりました。

点数: 1

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「寒卵の籠から溢れ転がって」の批評

回答者 伊勢史朗

句の評価:
★★★★★

どうもこんばんわ。拙句にコメントありがとうございます。勉強になりました。
さて御句ですが作者御自身が仰っているように寒卵である必然性がなく「青蜜柑」「冬林檎」等丸くて小ぶりな五音の物なら何でもアリになってしまいます。作者自身で手直しするなら「籠」という当たり前過ぎる部分からだと思います。そして既に指摘されていますが「溢れ転がる」という複合動詞をどう処理するか。作者の腕の見せ所ではないでしょうか。

点数: 1

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