俳句添削道場(投句と批評)

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初冬やひとり佇む事務机

作者 なおと  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

こんにちは。はじめて投稿いたします。
事務所の中で仕事を集中しているときに、ふと周りを見ると雑談や私語が盛り上がっているのを横目に見たときに自分だけが違う世界にいるような感覚になり詠ませていただきました。

最新の添削

「初冬やひとり佇む事務机」の批評

回答者 イサク

おはようございます。はじめまして。

すでにコメントが多く出ていますので、簡単に書きます。

◆「一人佇む」という手垢の付いた表現は、あまり評価されない傾向があります。
 昔からいっぱい使われていますので・・・
◆「佇む」とは「しばらく一か所に立ちどまる」という意味です。
 座っている時に使う言葉ではないので、「事務机」との相性が悪いですね。
 机の上に乗って立っていそう・・・

ということで「佇む」を変えてみます。

・初冬やひとり事務机に座り

げばげば様の言うとおり、「みんながいるのに自分ひとりに感じた」という意味を前面に出したいのであれば、季語+「事務机」で合計九~十音も使っているので、俳句十七音の残り七音ぐらいで表現するのはかなり難しそうですね。

・初冬のひとり仕事をする世界

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「初冬やひとり佇む事務机」の批評

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

なおとさん、初めまして、こんばんは🙂
素朴で、リアリティがあり、型にも合っていて良い句と思います。
その、状況としては類型的ながら、伝わります!
しかしこの、「ひとり佇む」という措辞が、類型的と言えますかね…
でも、姿がはっきりと見えて、抒情的だと思います。
「自分だけが違う世界にいるような感覚」
を、もっと出したいですかね…

また宜しくお願いします。

点数: 1

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「初冬やひとり佇む事務机」の批評

回答者 佐渡

句の評価:
★★★★★

なおとさん!こんばんは!
初めましてよろしくお願いします。

一人で仕事ご苦労様です。見てくれる人はいますよ。
事務机に佇むは少し違和感がありますので。
提案句
・初冬やひとりで向かふ事務机
よろしくお願いいたします

点数: 1

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「初冬やひとり佇む事務机」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

なおとさん、こんにちは。初めまして。私も「なお」です(笑)。

御句拝読しました。私にはどうも、事務机が一人で佇んでいるように読めてしまうのですよ。

とりあえず、

・初冬や一人佇む営業所

とかですと、先ほどの私の違和感は薄らぎます。しかし添削というようなものではなく、さらに推敲していく必要があります。やはり「一人佇む」の類想感をなんとかしたいです。

点数: 1

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「初冬やひとり佇む事務机」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
はじめまして。げばげばと申します。

御句。詠みたいと思った心情と光景が好きですねー。こういうことから俳句って生まれるのかもと思います。それを届けるのは難しいのですけどね。

この句は、わたしと他多数という対比で句ができているので、事務机のままで伝えたかった句意を出せるかはちょっと難しいかもしれません。俳句的ウソで場所をかえてみるとか。
初冬やわたしのゐない談話室
初冬やわたしひとりの談話室
とか。
あとは、初冬。「はつ」という言葉が、秋を名残惜しみながら冬が来たことを思う、「はつ」と言う言葉の響きのイメージとして冬がやってきた喜びも少し感じます。季語選びもいろいろ歳時記を見て考えてみてもいいかもですね。

くつさめやわたしひとりの談話室

点数: 1

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「初冬やひとり佇む事務机」の批評

回答者 登盛満

句の評価:
★★★★★

なおとさん、はじめてまして、こんにちは。
初めて投句されたと言うことですが、季語ひとつ17音で調べも良く綺麗に出来ている句と思います。
ただ私も、先のお二人がおっしゃるように、事務机に佇むと言う措辞に少し戸惑いました。負乗さんのおっしゃる「自分だけが違う世界にいるような感覚を出した方が良いのでは」との意見、私もそう感じました。
とは言え、それが難しいのですけれど。
たとえば
 
 我ひとり向かうデスクの寒さかな

などではいかがでしょうか。
季語「寒し」には体感の寒さと、心理的な目に見えないものを通して感じる寒さも含まれているようです。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 0

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