「角折れた句集のページに降る落ち葉」の批評
回答者 イサク
こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。
発想は面白いと思いました。
それを俳句にしようという姿勢も、とても良いと思います。
ですが、俳句十七音に、思いついたことを全て入れられるかどうか?
俳句というのは季語を入れて五七五の十七音しかなく、何かを細かく説明しようとすると簡単に溢れていくのです。
『古本で買った句集で、前の持ち主が気に入ったであろう句のページに印として折り目がつけてあり、自分もその句を気に入ったので同じだな、と思ったという句』
えり様が書いたコメントの説明です。
七十文字くらいあるでしょうか?
見るだけで、これを全て伝えて十七音に入れるのは厳しいだろうなあ・・・と思います。
俳句という十七音の詩にするためには、
「季語」+もうひとつの要素、
くらいまで絞り込んでみることが、基本です。
十七音の残りは、季語かもうひとつの要素を描写する言葉をできるだけ選んでみます。
・開きたる句集に落葉降りにけり
・古本の句集に折り目ある小春
・句集には誰かの折り目冬日和
できるだけ説明し尽くさずに、省略して受け手に想像させることができればしめたものです。
ご参考まで。
短歌ならもう少し説明はできます。
・古本の句集の折れているページ栞のような落葉ひとひら
短歌でも、この程度は省略しないと入らないですね。
点数: 1
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古本で買った句集で、前の持ち主が気に入ったであろう句のページに印として折り目がつけてあり、自分もその句を気に入ったので同じだな、と思ったという句です。という内容が表現しきれていない気がするので、どうすれば良いかアドバイス頂きたいです。