俳句添削道場(投句と批評)

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生老病死真竹のごとく看護婦ら

作者 素風  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

人間の一生。それに関わる大病院。その中の看護婦さん。
他に寄りかからず、自立し患者・医師の支えとなり、かつ根は地下茎となって大病院をも支えています。

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「生老病死真竹のごとく看護婦ら」の批評

回答者 なお

素風さん、こんにちは。
御句拝読しました。七七五という破調の句ですね。「生老病死」という言い方は初めて知りました。調べたら一緒に「四苦八苦」も出てきて、共に仏教用語と。勉強になりました。
大変な職場で一生懸命に働く看護師さんを「真竹」と例えていらっしゃいますね。これも珍しい。よく、天使とかって比喩がありますよね。

私が気になりましたのは、「看護婦ら」です。「◯◯婦」という呼称は、使わなくなりました。それと、「ら」は「たち」「の皆さん」という意味でお使いと思いますが、敬意を表する場合は避けた方がいいように思います。一音でも節約したい俳句では便利ですけどね。
ただ、「看護師」という言葉で「看護の仕事に携わる全ての皆さんへ」という意味になりますよ!

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「生老病死真竹のごとく看護婦ら」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

素風様の作風として、俳句が【描写】というより別の物になっているような感じを受けています。
川柳というより標語に近いかな?
社会風刺というより説教臭さを感じます。
それによって、俳句の「俳諧」とは少し異質のものになっている感が見受けられます。

この句には季語すらなく。
大病院?の看護師を表す比喩で「真竹」が使われていますが・・・これも季語ではないようです。

ちなみに前の句でも、主役が「温暖化」になってしまっており、季語であるはずの「鹿」が適当に扱われていたというか・・・「鹿」は秋の季語なので「積雪」の風景はほぼ出ませんし・・・

どうでしょう?
何を表現したいのか?それは「俳句」という方法が適切なのかどうか?
というのを感じてしまいました。

点数: 2

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秋桜や患者を看取る看護婦ら

回答者 鈴屋いるか

句の評価:
★★★★★

素風さん、こんにちは

イサクさんからのコメントにもありますが、やはり俳句なので季語は欲しいですね
#無季俳句を持ち出すとまた話がややこしくなるので避けますが、、
俳句は五七五という短い詩形から観念的に物事を説明するのは不向きだという傾向があります
#なので、一瞬を切り取ってそこから共感を産む客観写生なる手法があったりします

季語であれば「真竹」でもよかったのですが、同じく風雨に強いイメージで「秋桜」なんていかがでしょうか?
また、四苦も実際のイメージとして「看取る」とか特に死を彷彿とする場面で描いてみるとか
それらを踏まえて一句詠んでみました
#死を前にしてもたじろがず現場や他の患者を支え続ける看護師の強さを秋桜に託してみました

点数: 0

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