「通学路スカート揺らす風金木犀」の批評
回答者 佐渡
まさん!こんばんは!
初めましてよろしく
提案句を
・通学のスカートへ風金木犀
・通学のスカート揺るぐ木犀香
よろしくお願いいたします。
点数: 1
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作者 ぽていと 投稿日
回答者 佐渡
まさん!こんばんは!
初めましてよろしく
提案句を
・通学のスカートへ風金木犀
・通学のスカート揺るぐ木犀香
よろしくお願いいたします。
点数: 1
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回答者 なお
ま。さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。雰囲気や頭に浮かぶ光景はとてもいいのですが、おっしゃるようにリズムについては検討の余地ありですね。
まず、中七が現在は9音もあります。
八音でも多いので減らして七音にしたいのに九音は多すぎですね。
次に、通学路/スカート揺らす風/金木犀と、ブツブツ切れてしまっていますね。こういうのを三段切れといって、流れが良くないので評価は低くなります。
上記の二点を修正した提案句をいくつか置かせていただきます。
・制服に吹く風香る金木犀
・登校のスカートに風金木犀
・通学路スカート揺れて金木犀
俳句は五七五しかありませんから、できるものは省略していきます。
一句目は「スカート」、二句目は「揺れる/揺らす」、三句目は「風」を省略しました。それでも単なるスカートではないことや、遊びに行く時ではないことはわかってもらえると思います。
点数: 3
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回答者 イサク
こんにちは。はじめまして。
俳句として、風景は出ていると思います!
問題は、俳句の基本五七五のところ、真ん中が「スカート揺らす風」で九音もあることですね。
もうひとつ「三段切れ」という五・七・五でぶつぶつ切れている状態、というのもあります。
「通学路」と「スカートを揺らす風」、たかだかこの程度ですが、めいっぱい句に入れようとすると、こういうことが起こりがちです。
対処方法としては、とにかく「言葉を減らす」。
そのためにどうするか
「言わなくてもわかるようなことは省略する」「自分(自分の句)にとって重要な要素だけを残す」「説明しすぎていないか?」「別の言葉に言い換えられないか?」などなど・・・
例えば「スカートに風」と言えば、「揺れる」とわざわざ言わなくても、スカートが風になびく風景は想像できるのではないか?など。
と、ここまで書いて、いるか様となおじい様がすでにコメント済みになりました。
だいたいお二人と同じことを言っているとお考え下さい。
提案の句も、お二人が良い句を提案しています。
ひとつだけ、他の方のコメントにない部分です。
最後の「金木犀」も六音あって、字余りですが、
この言葉は、下五に入っている分には、リズムとしては気になりにくい単語ですので、このままでも構わないと思います。
点数: 3
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回答者 鈴屋いるか
ま。さん、はじめまして
本句、金木犀の香りの漂う通学路をイメージさせる爽やかな句だと思います
ただ、ご自身でおっしゃる通り五九六となっており全体的に描写があふれているものと思います
「金木犀」を「木犀」とすることで2音、「揺らす」で「風」を省略することで2音稼げます
これらを使ってシンプルに詰めなおすと以下のように整えることは可能です
・木犀やスカート揺らす通学路
後は「通学路」か「スカート」に絞ってすっきりさせるか等も考えられます
困ったときには一句一名詞一動詞で一点集中させるというTipsも考慮してみるとよいかもしれません
・香り立つ金木犀の通学路
・スカートの金木犀の香りかな
点数: 2
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登校中、風にスカートが揺れると同時に
金木犀の香りがして秋だなあと思った瞬間を詠んだのですがリズム悪いですかね…