「一かじり様々なりし梨の幸」の批評
回答者 なお
駒川義輝さん、こんにちは。
これは梨の瑞々しさ、甘さ、シャクシャク感全てを「幸」と表現した上手い句だと思いました。
確かに人は梨にしろ何にしろ、人生やその時の気分で味は違うでしょう。しかし季節の旬の果物をかじって、甘いと思ったり酸っぱいと感じたりできるのは生きている幸せですよね。
ちょっと中七、「ひと」で韻を踏ませていただきました。
・ひとかじりひと様々に梨の幸
点数: 1
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梨の味は様々。薄い、甘い、硬い、しゃきしゃき、柔らかすぎ、これらのいづれかが最初のひとがじりに現れます。「ああ美味しい」、「なんだこれ」のいづれであろうと幸せ運びます。