「ごろ寝するパンダ剛毛黄落期」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
力の抜け加減は良いと思いました。
句の焦点が「パンダ」なのか「パンダの剛毛」なのかで悩みますね。
それがどっちつかずになっているのが気になります。
「剛毛」ならば字余りしてでも「の」を入れたいところ。
・ごろ寝するパンダの剛毛黄落期
逆に「剛毛のパンダ」を句の焦点とするならば、語順かなあ・・・?
・ごろ寝するパンダ黄落期の剛毛
点数: 1
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作者 長谷機械児 投稿日
回答者 イサク
こんばんは。
力の抜け加減は良いと思いました。
句の焦点が「パンダ」なのか「パンダの剛毛」なのかで悩みますね。
それがどっちつかずになっているのが気になります。
「剛毛」ならば字余りしてでも「の」を入れたいところ。
・ごろ寝するパンダの剛毛黄落期
逆に「剛毛のパンダ」を句の焦点とするならば、語順かなあ・・・?
・ごろ寝するパンダ黄落期の剛毛
点数: 1
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回答者 鈴屋いるか
長谷さん、こんにちは
私も一時期東京にいましたが住んでみると意外にその土地の観光地にはいかなかったりするんですよね
私も上野動物園のパンダは見ずじまいでした(笑
さて、御句につきましてはコメントでおっしゃっている通り、ごとこのリズムが面白い句ですね
リズムにも関わりますが最後にパンダ・剛毛・黄落期と畳みかけているところが少し気になりました
語順を変えてみたバージョンで詠んでみます
#ただ本句の中心である剛毛へのフォーカスがぶれてるのでイマイチですね、、、
これからもよろしくお願いします
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
記念日俳句、10/28は「パンダの日」。
パンダの生きている実物は、結局一度も見ずに四国に帰ってきたのだった(剥製は科学博物館で見たことがあるけれども)。
YouTubeでパンダの動画を暫し眺めて、「パンダというのは割と毛が硬そう」ということに気づいて、「剛毛」の語を思いついた。それだけの句。あとの言葉は、「ゴウモウ」の音の近さから「ゴロネ」「コウラク」を当てはめた(動物園で見るパンダの景としてあまり変でないものを選んだつもりだけれども)。
思いついたままに、
パンダつて割と剛毛木の実降る
といった口語俳句でも良かったかも知れないけれど、「割と」という語が気に入らなかったので、こちらの方向はやめました。