「磨ぎ水を鉢に用ゐて夏夕べ」の批評
回答者 ハオニー
俳句は緊張していないと小さな狂いが出来てしまいます
だから、緊張した状態で軽く一句詠むのはものすごく度胸が必要なのです
こちらの句も、風景を軽く詠もうとしていますね
本人の感覚では「用ゐて」でもいいのですが、第三者が見ると「注いで」いるものなのです
説明的な動詞を押さえておけば、「この動詞は違う」と分かるようになります
「短冊に真は書けず天の川」という大成功、おめでとうございます
素直で軽い句は、重層な句よりも難しいものです
何よりも、「私はそう思わない」という意見がほとんど出ないと思えるあたりが上手です
動詞についていうと、「書く」は映像化も説明も心理描写もできる可能性があります
このような動詞は、すぐに出てくるようにした方がかっこいいです
余談を
私は悲しい句が得意なのです
楽しいお祭りでも、寂しげで悲しげな光景を一句にする傾向です
少し変わった考えを持っている人もいると思っていただければ(
そして、俳句の解釈に正解はないので、まるで理解する気のないもの以外は、私はどう思われているか知りたいです
そのために、この俳句添削道場があるはずですから
点数: 2
添削のお礼として、ハオニーさんの俳句の感想を書いてください >>
少しは緊張して作りました。8月に先生に見てもらった句の1つです。