俳句添削道場(投句と批評)

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月といふ墨字の跳ねて九月尽

作者 げばげば  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

もう九月尽。いよいよ秋もたけなわ。早い、思う存分秋を楽しも、すぐに冬がきちゃう。
「月」といふ墨字の跳ねて九月尽

みなさんご意見よろしくお願いします。

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「月といふ墨字の跳ねて九月尽」の批評

回答者 長谷機械児

げばげばさん、こんにちは。

御句について。

・一読したときの引っかかりは、“「跳ねる」とは、この表記で意味は合っているだろうか?”でした。トメ・ハネ・ハライのハネのことなら、「撥ねる」ですが…。
・「墨字」という言葉を知らなかったので、辞書に当たってみると、「晴眼者の使用する、普通の文字。←→点字」とのこと。活字でよければ、跳ねて見えることもあるかな、とは思いました(昔の和文タイプのようなもので、「月」の一字だけが他の文字よりちょっと上方に、かつ、ちょっと角度のついた感じにズレて印字されたりすれば…)。

季語「九月尽」と取り合わせるならば、もっと景を具体化したほうが良いような気はするものの(たとえば、この字は、何に書かれた/印刷されたものなのか? とか)、そのために「月」「墨字」「跳ねる」の何を捨てられるかが見えないので何とも…といった感じです。

今後ともよろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「月といふ墨字の跳ねて九月尽」の批評

回答者 佐渡

句の評価:
★★★★★

げばげばさん!こんにちは
毛筆で書くときは撥ねが大事ですからね。
明日はライブを楽しんでください。
育爺さんによろしく!!

点数: 1

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「月といふ墨字の跳ねて九月尽」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

げばさん、こんにちは。
御句拝読しました。
安定安心の「◯月尽」のシリーズですね。

9月はそれでも夏の名残を感じて、まだ思いを引っ張る気持ちがありますが、さすがに10月ともなるともはや覚悟ができますね。「夏は終わったのだ。秋なんだ」という覚悟が。吹っ切れます。そのような思いを墨字に込めていますね。すごい。

御句はもはや、偉大な俳人の例句の域に達していますよ。とてもいいです。
私などは、 

・九月尽月という字のまろみかな

というのが浮かびましたが、尽と月がつながってわかりにくいし、なぜ月の字が丸いのかわからないし、それで何がいいたいのか?あー、もうやだ!

点数: 1

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「月といふ墨字の跳ねて九月尽」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

おお九月尽ですね。ここから二月尽までしばし休憩。

「墨字」のどこが(何が)跳ねたのかな?というのが気になりました。想像に託す感じでしょうか?
【跳ね】があるのは二画目なので、そのことかな?と思ったのですが、その時点ではまだ「月」という文字が完成してませんし、じゃあやはり墨が跳ねたということかなあ・・・と理屈で映像化しました。
あるいは「月」「跳ねる」で兎をイメージさせる・・・というのはやや飛躍しすぎかなあ?「月」という文字が兎のように跳ねている、ということかな?これもやや理屈寄りですが。

そして明日でしたっけ句会ライブ。楽しんできてください。

点数: 1

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