「あきあきとあかく色付くかきあと」の批評
回答者 森本可南
あきあきと
もう、あきあきしたよ
あかく、いろづくかきあと
肌があかくなって、かきあとができてしまった。
これ、俳句?
こう、かんじました。新参者がすみません。
漢字を、見て意味がわかりました。
点数: 1
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作者 木工用ボンド 投稿日
回答者 森本可南
あきあきと
もう、あきあきしたよ
あかく、いろづくかきあと
肌があかくなって、かきあとができてしまった。
これ、俳句?
こう、かんじました。新参者がすみません。
漢字を、見て意味がわかりました。
点数: 1
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回答者 つちや郷里
木工用ボンドさんはじめまして。
土谷海郷(つちやみさと)と申します。
よろしくお願いします。
俳句のルールに則って訂正してほしいとのことですね。
まず、俳句ではあなたの句のような手法は大変嫌われます。悪く言うと親父ギャグのようで詩の情緒の欠片もないからです。
俳句というのは季語(季節の言葉)を前提として、自分の目にした光景や音、自分の肌で感じたこと、あるいは季語についての心情や自分の考えを十七音の「詩」にするものです。
「秋秋と紅く色付く夏季後」
秋に紅くなるものといえば「紅葉」ですね。
残念ですが、この句は「紅葉」の一言で完結できるものなので訂正のしようがありません。
紅葉についてどう思ったか、紅葉に何かしら思い出がないかを探してみてください。
一応「飽飽と」の方に「掻き痕」という俳句の材料になりそうな言葉があるので、これと「紅葉」を使って俳句っぽくしてみます。
・掻き痕の赤くなりけり紅葉降る
なぜ俳句の材料になると思ったかというと、もちろん「掻き痕」というものが体験したことであるということもありますが、俳句の手法の一つである「取り合わせ」というものができそうだったからです。
取り合わせというのは、関係のない二つの言葉を響き合わせることです。
「紅葉」と「掻き痕」はまったく関係のないことばですが、「赤い」という共通点がありました。
学校の課題ということですが、これは参考程度にしてくださいね。
テーマが「変化」ということなので、「紅葉」はなかなか良い季語だと思います。
あとは自分の実体験や生活の中で変化したものと取り合わせれば良いものができると思います。
点数: 4
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回答者 なお
木工用ボンドさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。まず、俳句として成り立っているかとのお尋ねですが、成り立っていませんね。
俳句は季語を一つ入れて、五七五で詠むものです。
掲句は季語もなければ、五七五でもありませんね(「秋秋」は季語と認めません)。そもそもなんでひらがな?
真面目なんだか、ふざけているのか、よくわかりませんが、最初の句をベースに読み替えてみましょう。
・秋よ秋紅く色づく庭の木々
「秋秋と」という掲句の上五もわからないではないのですが、つまらないものに長く付き合わされた時に「あきあきした」と言いますよね。それと混同しないように「秋よ秋」としました。
下五は、「夏季あと」なんて言葉はないですし、誰にも通用しません。四音で字足らずなので、「庭の木々」と読み替えしました。
掲句を尊重して夏の後のような意味を置くことはできないわけではないですが、冒頭から「秋よ秋」と言っているので、もう夏は忘れましょう。
二句目のほうは海郷さんがコメントしてくださっていますのでお任せします。
海郷さんのコメントは多くのことを含んでいて参考になること大ですから、よく読んでくださいね。
点数: 2
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
秋秋と 紅く色付く 夏季後
飽々と 赤く色付く 掻き痕
ルールとかもあまり知らないですが面白いかなと思い作りました
これがまず俳句として成り立っているのか教えてください、、
また学校の課題なのですが、テーマは「変化」です。変に2文にしなくても良いので意味が通り俳句のルールに則った訂正を貰えると嬉しいです。