「早々にまはり将棋や涼み台」の批評
回答者 イサク
おはようございます。
「まわり将棋」久々に聞きました(笑)
「納涼」難しいですね。主題の割にこのまま「すずみ」と読ませてい使っている句はほとんど見かけませんし。
御句、上五「早々に」が説明ですね。
ここに事実の描写、あるいは回り将棋の描写を持ってくれば完成かと思います。
・孫またもまはり将棋や涼み台
点数: 1
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作者 長谷機械児 投稿日
回答者 イサク
おはようございます。
「まわり将棋」久々に聞きました(笑)
「納涼」難しいですね。主題の割にこのまま「すずみ」と読ませてい使っている句はほとんど見かけませんし。
御句、上五「早々に」が説明ですね。
ここに事実の描写、あるいは回り将棋の描写を持ってくれば完成かと思います。
・孫またもまはり将棋や涼み台
点数: 1
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回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句。まはり将棋と涼み台で、大人と子供が見えてきました。親子なのかな、孫なのかな。こういう光景ももうあまりありませんもんね。このままいただきます。
点数: 1
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お題「納涼」。
季語「納涼」は準絶滅危惧種レベルではないか、と思うほどに、現実的な景が思い浮かばず。
近所で花火が揚がっているでなく、月下美人などの夜咲く花を愛でるでなく(それはもう別の季語)、涼を得るだけのために夕方以降に戸外に出るなんてことを、今時する人がいるのだろうか。
大昔なら、涼を得るということが、花を愛でるのと同じくらいの一つの娯楽・贅沢だったのかも。「夕顔棚納涼図」なんて屏風に描かれるくらいに。また、現代でも、クーラーが贅沢品だった頃(たとえば生活保護受給者には保有が認められなかった頃)までは、やっていたかも知れない。が、「適切に冷房を使いましょう」とテレビから呼びかけられる現在は…。
「納涼」そのものの即吟を諦めて、角川の歳時記に傍題として載っていた「涼み台」から、縁側将棋の景を連想。
三手詰みの詰め将棋すらまともに出来ず、飛車角金銀落ちでさえ父親に敵わないような“へぼ将棋”の私。普通の将棋には早々に飽きて、まわり将棋を始めました(これなら親子互角の勝負ができる)。