俳句添削道場(投句と批評)

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クジラ泳ぐ如空よ泡盛ぬ香

作者 あかね  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

初めて詠みました。
現在沖縄の宮古島に住んでいます。
先日見た空が、あまりに青く快晴で澄み渡った空で、海と境界がつかないような幻想的な風景でした。
鯨が冬の季語なので季重なりになってしまうかと思いましたが、比喩表現で弱め、カタカナで生き物を強調した点で解消されないかと思いました。あえてクジラを使ったのは、あの海のように大きく広がる青空を表現したい意図からです。
”ぬ”はあえて、沖縄の方言を入れてみました。
お手柔らかにお願いします。

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シロナガスクジラ泳ぐがごと夏雲

回答者 秋沙美 洋

こんにちは。

僕は今は北九州に住んでますが、4月まで石垣島にいたので親近感を覚えました。

11音+6音のリズムは確かに違和感があるので定形に寄せた方が良い、というのは一つ。
クジラが泳ぐような空、のパワーが強すぎて、季語の泡盛が霞んでしまうという問題もあります。
クジラを活かすのであれば、泡盛は諦めた方が良いでしょう。

・シロナガスクジラ泳ぐがごと夏雲

泡盛を活かすのであれば、クジラを諦めて以下のような形はいかがでしょうか。せっかくなので宮古方言を盛り込んで。

・島酒は薫るみゃーくぬ青空へ

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「クジラ泳ぐ如空よ泡盛ぬ香」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

千尋さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。でもなんだかちゃんと読めているか自信がありませんので確認させてください。

クジラおよぐごとそらよ/あわもりぬか ですか? 11/6で十七音ではありますが。
私はこのような破調の句は得意ではないので、どうしてもリズムの良い定型に合わせたくなります。五七五と季語一つは、私は「ルール」だと思っていますので、ちょっとそのようにしてみます。

また、このパターンでよくあるのは、雲がクジラの形をしている、というものです。でも御句はそれは意識していないのですね?
それであれば、逆にクジラはないほうがいいのではと思ったりして…。

・泡盛ぬ香りや空は海の碧

この場合は「香」は「かおり」と読ませますので、わかりやすいように「り」を入れました。
「泡盛ぬ香」の「ぬ」は方言を入れた、とのことで、これを読む皆さんが、「沖縄の方言で、「の」の意味だな」とわかってくれると地域性が出て悪くないなと思いそのままにしました。ただ、一方で、理解されずミスタイプと思われたらもったいないなとも思います。

点数: 0

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