シロナガスクジラ泳ぐがごと夏雲
回答者 秋沙美 洋
こんにちは。
僕は今は北九州に住んでますが、4月まで石垣島にいたので親近感を覚えました。
11音+6音のリズムは確かに違和感があるので定形に寄せた方が良い、というのは一つ。
クジラが泳ぐような空、のパワーが強すぎて、季語の泡盛が霞んでしまうという問題もあります。
クジラを活かすのであれば、泡盛は諦めた方が良いでしょう。
・シロナガスクジラ泳ぐがごと夏雲
泡盛を活かすのであれば、クジラを諦めて以下のような形はいかがでしょうか。せっかくなので宮古方言を盛り込んで。
・島酒は薫るみゃーくぬ青空へ
点数: 1
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初めて詠みました。
現在沖縄の宮古島に住んでいます。
先日見た空が、あまりに青く快晴で澄み渡った空で、海と境界がつかないような幻想的な風景でした。
鯨が冬の季語なので季重なりになってしまうかと思いましたが、比喩表現で弱め、カタカナで生き物を強調した点で解消されないかと思いました。あえてクジラを使ったのは、あの海のように大きく広がる青空を表現したい意図からです。
”ぬ”はあえて、沖縄の方言を入れてみました。
お手柔らかにお願いします。