「夏館驚異の部屋のコレクション」の批評
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
エンゼルの句にコメントありがとうございます。一応句単体でもいけるようにと思ったのですが😆
いつも秀作だろうが地選だろうがコメントが冷静な長谷さんにはほんと頭が下がります、いつでも自分の目線をもって句を見るということですからねえ。
かたつむり🐌けっこう本気で向き合ったので、比較ではなく、シンプルに自分には晩夏光だったです。
ただ蝸牛見つめて見つめても浮かぶのは取り合わせで。
母の母が亡くなったときに、私の母が私に隠れて慟哭する声を幼いころ聞いてしまって、あの日の痛切をかたちにしたいとずっと思っていて、蝸牛に託したのですが。
一物発見のイサクさんの句を見て、これがげばの苦手な一物発見。かたちにしていてスゴいなあと思いましたねえ。
銀のエンゼルは五枚でしたかあ。じゃあ、頑張って私も五枚目指すか、金を目指すか、でもまだまだ遠いなあ。
ここのみなさんの、いろんなところでの活躍が刺激になってます。長谷さんの春満月もです。
さて、御句。見世物小屋やフリークショーみたいな風情を感じました。寺山修司みたいな。驚異の、というのは描写ではなさそうなので、コレクションの中の何かにクローズアップしてみたいですが、見たことがないので、見てきたような提案は詠みにくいですね😆
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(敢えて言う、通常営業の)記念日俳句、7/28は江戸川乱歩の忌日。
江戸川乱歩のイメージ。横溝正史と比べると都会的で、小栗虫太郎ほどではないかもしれないけれど衒学的なイメージ。
「パノラマ島奇譚」のような大がかりすぎる仕掛けも、「屋根裏の散歩者」や「人間椅子」のような悪趣味も、このままでは大味に過ぎて俳句的でないなあと、考えていて浮かんだのが、驚異の部屋(ヴンダーカンマー)。言うなれば、私設博物館。虚構でなくて現実に存在した部屋。いろいろな陳列品にトリックを紛れ込ませたりして、乱歩のミステリーの現場にもなりそうな部屋。
陳列品はたとえば、天井から模型飛行機をぶら下げていたり、正十二面体の精密な模型だったり、蝸牛の標本だったりするのでしょう。そういったノンジャンルの珍奇なものが部屋中に無数に。