「冬浪のだんだん岩を削りけり」の批評
回答者 なおじい
岩住涼太さん、こんにちは。
御句拝読しました。一つ確認ですが、中七の「だんだん」は、最初は「しだいに=段々と」の意味かと読みました。荒い波が長い年月をかけて少しずつ岩を削ってきた、みたいな句かと。それですと、だいぶ年月の経過のある句だなぁと思いました。
しかしその後、いやもしかしたら違う、これは波がダン!ダン!と激しくぶつかる様子を表しているオノマトペなんだ、と思うようになりました。それなら、今を詠んでいることになると。
まさか、「だんだん岩」というのがあるとか。いや、真面目にそういうこともあるかと思いお聞きします。
いずれにしても、できましたら、お題でなくてもいいとは思いますが、今の季節に寄り添った句のほうが私などは鑑賞しやすいように思いましたよ。
点数: 1
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こんにちは。前句「お妃様」にはコメントありがとうございました。いつもお世話になっております。
本句は、冬の日本海の激しさを詠んだ句です。数年前の旅行で波が岩に勢いよくぶつかるのをはじめて見て以来、特に印象的な思い出になりました。
ご意見をよろしくお願いします。