俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

白無垢に差したる紅と日傘かな

作者 こあめ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

四回目の投句です。
登山関連の俳句を作っていたら
いつの間にかお題が変わっていました。
作句のスピードも大事だということですね。
和風のお嫁さんには赤い色の番傘という
イメージがありました。
句の中にある紅とは口紅のことで
ベニと読んでください。
偶然にも口紅をつける事と傘を開く事の
述語は同じ"差す"だったので、
二つの意味を掛けたような句になりました
ちなみに頬が紅潮する紅という意味でも
ありますが、この場合は口も頬も
同じような扱いだと思ってください。
読み手には"顔の部分に差すもの"と捉えて
ほしいのですがどうでしょう?
そして中七の"たる"と下五の"かな"の
使い方はこれで合ってるでしょうか…?
アドバイスよろしくお願いします。

最新の添削

「白無垢に差したる紅と日傘かな」の批評

回答者 友也

こあめさんの俳句を拝読しました。
発想が良くて、スゴイなと思いました!
とても綺麗な句だと思います。
すみません。初心者なので批評はできませんが
次回作も楽しみです。応援しています!

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「白無垢に差したる紅と日傘かな」の批評

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

こあめさん、こんにちは。

御句について。

・景は判ります。時折、神社で見かけます。和傘の下の白無垢姿。
・助動詞についても、文法として間違いというほどのものは無いですが…、気になるのは「と」と「かな」を併せて使っているところです。「紅」も「日傘」も同列に置かれているように見せた後に「かな」が来るのは、ちぐはぐに感じました。
・動詞に対する掛詞的な使い方は…、私個人としては、否定的に捉えています(動詞の使用は減らした方が良いとされる俳句にあって、その動詞の存在感をさらに強めそう)。

和傘の日傘を“ひからかさ”とも読むらしい(歳時記で知りました)ので、

 白無垢に差したる紅と日傘(ひからかさ)
 白無垢に差したる紅や日傘(ひからかさ)

…二句目、掛詞をなくすために「や」で切ってみましたが、「紅」の意味が変わってきたかも…。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

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「白無垢に差したる紅と日傘かな」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こあめさん、こんにちは。
御句拝読しました。
この景色は、いかにも日本的でいいですねー。
神社に行くと、たまに新郎新婦が撮影とかしていますよね。かつて、「おめでとうございます!」「美男美女ですね!」とか言っていたら、パンフレットのための撮影で、二人はモデルさんでした(笑)。

さて御句、下五の「かな」は、直前の名詞を取り上げて、特にそれを詠嘆しますよね。
その場合に、本句のように、「◯◯と◯◯かな」という形は馴染みがないのです。
「この世で好きなのはあなただけ!あと◯◯君も好き!」と言われているようなもので、言われたほうは「?」となります。

ですのでここは、

・白無垢に差したる紅や蛇の目傘

とかにしたいですね。しかしこれでは季語がない。

・白無垢に紅差し蛇の目の日傘かな

ああ、中八だ…。

・白無垢に紅差し紅い日傘かな

これだと普通の洋傘の日傘ととられるかもしれませんが、今日はこれでよろしくお願いします。

点数: 1

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「白無垢に差したる紅と日傘かな」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

チャレンジなのでしょうか?悪くはないとは思うのですが。

◆紅はともかく季語「日傘」は使っている状態を表すので、「差す」とはつながらなくともよいですね(あってもいいです)
◆「と」「かな」で三音、そもそもかけ言葉にしないなら「差したる(差されている)」という説明も不要かも?
 その音数は調整可能なので、ベストな形を探す感じでしょうか。

とすると「白無垢」あるいは「白無垢の口紅」と「日傘」の取り合わせかな?という提案句になりました。ひとつの提案ですし、まだ推敲可能と思ってください。

・日傘して白無垢の紅うつくしき

点数: 1

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次回作も楽しみです。

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