俳句添削道場(投句と批評)

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吹流し吹き行く風に悠々と

作者 しゅうこう  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

大きな七夕飾りの吹流しがモール街に吊るしてあり、風が吹き抜けるたびに悠然と靡いている様が印象的でした。

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「吹流し吹き行く風に悠々と」の批評

回答者 たーとるQ

句の評価:
★★★★★

しゅうこうさんお疲れ様です。
御句「吹」の漢字の重複により吹流しの動きを描くのはいいですね!街の賑わいとともに靡いている心地よさがあります。

ですが「吹きゆく」から「風」なのですし、「悠々と」というのも説明くささが残るので後半にゆるさが残ってしまっております。
そして「吹流し」というのは本来こいのぼりの上に付いてる飾りのことですので春の季語です。

・モール街の夏よ吹流し吹きゆく
(前書きに「仙台七夕まつり」とするのもあり)
どうでしょうか?

点数: 1

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「吹流し吹き行く風に悠々と」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。先にひとつ。
旧暦五月五日は今の六月十日頃。夏の季語として大丈夫です。五月晴れ=梅雨の合間の晴れ、と同じですね。

で、御句、
「吹き流し」に「吹きゆく風」はあまりにも近い説明すぎるかなぁ?と。
「吹き流し悠々と」と書けば、吹き流しに風は吹いてますよね。
というかぶっちゃけ、「吹き流し」と書くだけで風は吹いてます。吹いてないときには「垂れる」などの描写は要りますが。
省略して、別の情報を入れてみます。

・吹き流し商店街を悠々と

点数: 1

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「吹流し吹き行く風に悠々と」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

しゅうこうさん、こんにちは。
御句拝読しました。
吹流しとあるので、まずは鯉のぼりの一番上の、魚でないのを想像しました。なぜまた今ごろ、5月の鯉のぼりの句を?と不思議になりました。
そしてコメントを拝読。あ、なるほど、七夕飾りの方ですねと理解。
でもそれなら、七夕飾りと書いた方がいいのではないかなぁとも思いました。

・風抜ける七夕祭りの吹流し

中八が気になりますがとりあえず置かせていただきます。

点数: 1

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