「滝しぶき浴びて青葉の艶めけり」の批評
回答者 なお
つちやさん、こんにちは。
拙句「滝浴びて」にコメント有難うございました。「全体にお坊さんが話しているような感じ」、意識しました(笑)! 有難うございます。
さて御句拝読しました。さわやかな、気持ちの良い句ですね。
しかしご自身でも季重なりとおっしゃっている。
私は俳句には季語使用料がかかると思っています(笑)。これがべらぼうに高いのですが、一つは入れないと俳句にならないから、仕方なく使う(笑)。でも二つも使えない、お金が足りない。どうせ使うなら効果的なものを、という考えになる。
その点からしますと、「青葉」はもうすでに艶めいていると思うのですよ、滝のしぶきを浴びなくても。ですのでここに置くのはもったいないと思うのです。季語使用料は滝で十分です。
そこで私は単に「木の葉」でいいと考えたのですが、これは冬の季語。もっと良くない。
そこで、
・滝しぶき浴びて梢の艶めけり
としてみましたがいかがでしょうか。
点数: 2
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「滝しぶき」と「青葉」の季重なり。
お題は「滝」ですが、この句は「青葉」をメインの季語として詠んだつもりです。
以前、泉の句で季重なりを高く評価していただいて、調子に乗ってまた季重なりに挑戦しました。
といっても季重なりは推奨されるものではないので、あんまりやらない方がいいですよね(;^^A