「供述によれば動機は更衣」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
伝統俳句イサクさんと入りましたね、おめでとうございます!今回葉桜ボツでした。
さて、御句。理由切りならぬ、動機俳句、おもしろそう。
犯行の動機が衣替えであるということは、季語が理由のパターンですね。
ドラマのセリフの中から生まれる、「え?衣更え?」というおかしみはあるので、上五中七は説明ですがそこまで気にならず。おもしろい取り組みでした。
点数: 2
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お題「衣替え」。
“理由切れ”とかいう語が出ているのを見て思いついた句。
衣替えが理由になりそうにないことをぶつけるのだな、と、最初は「旅立ち」を発想し(身軽になったから?これは因果アリだな)、次に「家出」「出奔」と方向を変え、何らかの「犯罪」に至り、
犯行の主なる理由更衣
しかし、犯行は「理由」というより「動機」だなあ、「主なる」はここでは「主たる」としたいが音数がなあ…とか考えているうちに、“理由切れ”ではなくなりました。
私自身の生活には衣替えという作業がない(着るものに頓着しない一人暮らしだと、全季節の衣類が箪笥とハンガー掛けに収まる)ので、この生活季語でリアリティのある句が作れる気がしない…。