俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

桜蘂降つたかどうだか丸の内

作者 長谷機械児  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

都心のオフィス街。ビジネスマンは街路樹の桜なんて気にしない。交通量が多いからか、手入れが行き届いているからか、散った花片は割と直ぐに消えてしまう。桜蘂となると尚更。

「選」一字の題詠を某所でやっていて…、というコメントを見て、私も一字題詠の自選没句を。角川俳句4月号ハガキの題詠「丸」(選者:夏井いつき)。今は5月号ハガキの「都」を考え中(月末までまだ日数あるから…)。

※前句「白をつらぬく」は、「(周囲がどんなでも)白くあることを貫徹する」という意味合いで使っていたのですが伝わらず、「泥田を貫通する」みたいに受け取られたようで…。
最初は「押し通す」という動詞を思いついていたところ、「この語は…何かあったな」と思って検索すると、

 恋猫の恋する猫で押し通す/永田耕衣

これでした。動物の意思みたいなものを詠む句として共通点があり、「押し通す」を使うのは気が引けたので別の語を…と探した結果が「つらぬく」だったのですが。

最新の添削

「桜蘂降つたかどうだか丸の内」の批評

回答者 ちゃあき

こんばんは。「マロニエの~」句への御意見どうもありがとうございました。時間の幅があり過ぎとのこと、やはり思い出などを題材にするのは俳句には不向きなのでしょうね。

御句。「降つたかどうだか」ということは桜蘂を見ているわけではなさそうです。でも振る前の桜蘂は見ていたことにはなるのかな。曖昧なところがこの句の面白さとも言えますね。あえて中八にされているのか分かりませんが、「降つたかどうか」だとちょっとニュアンス違うのかもしれないのですね。
またよろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

添削のお礼として、ちゃあきさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「桜蘂降つたかどうだか丸の内」の批評

回答者 葉月庵郁斗

句の評価:
★★★★★

おはようございます
添削ありがとうございました
私が詠みたかったのは、
まさしく柳の風です!
提案句の方が数倍良くなってますから
まだまだ勉強です。
またご指導よろしくお願いします。

点数: 1

添削のお礼として、葉月庵郁斗さんの俳句の感想を書いてください >>

「桜蘂降つたかどうだか丸の内」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

前句の話。誤読する形が損、とはまさにこのことです。
出したかった句意では「泥田」は不要で、後付の風景ですよね。その「泥田」を詠嘆してますし・・・。
助詞の選択「の」も、御句では誤読の原因になりました。
・白鷺は白き姿を貫けり
ぐらいの形からの推敲スタートですね。

御句、「降ったかどうだか」では季語にならないような気がするのですが、ある種の面白みがあるのでこのまま受け取ります(笑)
夏井先生の選には残りにくい(「桜蘂降る」でひとつの季語です、と何箇所かで発言してます)と思うので自選ボツのままで。

点数: 1

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

「桜蘂降つたかどうだか丸の内」の批評

回答者 たーとるQ

句の評価:
★★★★★

長谷さんお疲れ様です。確かにビジネス街だとそう桜をみる機会もないでしょうからね……折角なので、桜蕊降るの季語のままで添削をば。
・桜蕊降る日ありしか丸の内

点数: 1

添削のお礼として、たーとるQさんの俳句の感想を書いてください >>

「桜蘂降つたかどうだか丸の内」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

拙句コメントありがとうございます。
海月、うみのつき、産み月、の発想で詠んだのは合ってます。そこから海遊館を思い出したので。
コメントとは別で最終的には海で見ている二人の句にしたかったのです。見ているより眺めるの方が海感出てますかね。
みなさん「の」の方が良さそうですね、描写ですしね。「と」では日記感増しますしね。「と」なのに妻と言わない句ではあったのですが、何か匂わせ強いのはイマイチですし😎

さて、御句。丸、から、丸の内へいったんですね。私は丸の内に降らせたいですね、桜蕊。その方が諧謔は弱いですが風情は強いです。
イサクさんも言ってましたが、おうちdeで、夏井先生は桜蕊単体でなく、降るまでで季語としてました。桜蕊だけで詠んでる例句は無数にありますが、先生は降るを求めてそうで〜す😎

点数: 0

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

幼子やじじへ水かけ秋の墓

作者名 慈雨 回答数 : 4

投稿日時:

雲の峰妙義を超えて迫り来る

作者名 晴峯旬草 回答数 : 1

投稿日時:

月ピアスアシンメトリー付ける我

作者名 翔子 回答数 : 2

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『桜蘂降つたかどうだか丸の内』 作者: 長谷機械児
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ