「桜蘂降つたかどうだか丸の内」の批評
回答者 ちゃあき
こんばんは。「マロニエの~」句への御意見どうもありがとうございました。時間の幅があり過ぎとのこと、やはり思い出などを題材にするのは俳句には不向きなのでしょうね。
御句。「降つたかどうだか」ということは桜蘂を見ているわけではなさそうです。でも振る前の桜蘂は見ていたことにはなるのかな。曖昧なところがこの句の面白さとも言えますね。あえて中八にされているのか分かりませんが、「降つたかどうか」だとちょっとニュアンス違うのかもしれないのですね。
またよろしくお願いします。
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都心のオフィス街。ビジネスマンは街路樹の桜なんて気にしない。交通量が多いからか、手入れが行き届いているからか、散った花片は割と直ぐに消えてしまう。桜蘂となると尚更。
「選」一字の題詠を某所でやっていて…、というコメントを見て、私も一字題詠の自選没句を。角川俳句4月号ハガキの題詠「丸」(選者:夏井いつき)。今は5月号ハガキの「都」を考え中(月末までまだ日数あるから…)。
※前句「白をつらぬく」は、「(周囲がどんなでも)白くあることを貫徹する」という意味合いで使っていたのですが伝わらず、「泥田を貫通する」みたいに受け取られたようで…。
最初は「押し通す」という動詞を思いついていたところ、「この語は…何かあったな」と思って検索すると、
恋猫の恋する猫で押し通す/永田耕衣
これでした。動物の意思みたいなものを詠む句として共通点があり、「押し通す」を使うのは気が引けたので別の語を…と探した結果が「つらぬく」だったのですが。