「青柳を伝ふ雨滴や数寄屋橋」の批評
回答者 イサク
おはようございます。
御句、「柳」と「雨」があれば、「伝う」「沿う」ような動詞や、「滴」という単語は不要なのでは?
リズムを整えるための「捨て石」(N先生的な)はどこかで必要かもですが・・・
・ほろほろと柳に雨の数寄屋橋 (上五捨て石的なオノマトペ)
ところで俳句を始める前は「あおやぎ」と言えば寿司屋のアレで、いまだに目の前をちらつくのですが・・・そのうえ「すきやばし」とくれば、あの超高級店(入ったことなどない)「○○次郎」を思い浮かべますね・・・もしや?
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お題「柳」の2句目。
やっぱり「青柳」(4音化)、そしてやっぱり東京の街路樹イメージ。
雨の日の東京の繁華街。柳の枝を雨粒が流れていくのが見えるくらいにまとまった雨。
「雨滴」という語がカタいかなと思い、
青柳を沿ふ雨しづく数寄屋橋
という案を考えてみたものの、音数調整で変えた動詞「沿ふ」がピンとこない。
雨を柳から離して、街につけるとどうか
青柳や雨の滴る数寄屋橋
これだと、ほぼムード歌謡の世界だ…。
結局、初案のまま。