俳句添削道場(投句と批評)

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母の日や亡母に倣ふ塩加減

作者 卓鐘  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

ちょっと出遅れましたが兼題で一句。亡母と言わず、亡母を思わせることは難しかった。

前句、リズムという重要な要素が抜けてました。ご提案いただいた句はより良くなったと思います。

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「母の日や亡母に倣ふ塩加減」の批評

回答者 げばげば

こんにちは。
いつも的確なコメントありがとうございます。

御句。コメント出遅れました、連休中ならすぐに置きにいっているところですが。
先日のお母さまのこともありましたし、まだ2か月で今回の「母の日」兼題、どう置かれるかなと思っていましたが、そりゃ思い入れ句ですよね。私はまだ父母健在ですので、「亡母」と詠みこむことの想いを計り知れずにいます。この句はこのままで、と思います。

コメントに「亡母」と書かずにどう表すことができるかという観点がありましたが、何がベストでしょう。
母の日やかの日の母の塩加減
こうなると、かの日を思い出している句にはなるでしょうか。でも、母を思う望郷の句かもしれませんし、過去形にしても、故郷を思い出している句であるかもしれないことは拭えませんでした。また、心の風景であり、目の前には何があるのかも表しきれず。いろいろ措辞を推敲されたのでしょう。結果難しいという判断もよくわかりました。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「母の日や亡母に倣ふ塩加減」の批評

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

卓鐘様、こんにちは😊
これは、イサクさんの提案句そのままで…😅
「亡母」の語は、重すぎ、暗すぎと思います。

また宜しくお願いします。

点数: 1

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「母の日や亡母に倣ふ塩加減」の批評

回答者 たーとるQ

句の評価:
★★★★★

卓鐘さん、いつもお疲れ様です。

俳句というのは過去について語れば、読者が過去を想定するものですのでわざわざ「亡母」と念押しするのはあまりいただけませんかね……
・母の日や母の料理は辛かつた(薄かつた)

イサクさんの添削も分かりやすくていいですね

点数: 1

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「母の日や亡母に倣ふ塩加減」の批評

回答者 卓鐘のコメント

句の評価:
★★★★★

母が亡くなって、早二ヶ月。その初めての母の日に母との思い出というより、母に言われたことを今日くらいは守ろうか。という今の心境を句に収めておきたかったのですが、難しいですね。

正直、そんな思いを全否定された気持ちになってしまっているのですが、そこはあくまで作品としての批評だということとで気をとりなおして。

以下は、ちょっとこの句だけはより良い形で残しておきたいので、普段はしないだめ押しでご意見伺いたく記載します。(よろしかったらご意見いただけると幸いです)
「母に倣ひし塩加減」では、「倣ふ」は「真似る」で一過性の動詞になるので、「塩加減」が今目の前のものではなく、過去真似て作ったその時の塩加減の回想になって、母から受け継いだ塩加減を今自分がという意味にはならないと思うのですがどうでしょうか?それとも、過去を思い出すだけで十分感慨が伝わるよということでしょうか?(タートルさんのコメントは、僕の表現したかったこととは違うけど、過去を言えば十分ということで理解しました。)
「父の愛せし林檎」とかだと、今この林檎はかつて父が好きだった林檎だなぁとはなると思いますが、「母に倣ひし塩加減」だけは「かつて母を真似て作った塩加減」とは読みづらいかなぁという。

点数: 1

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「母の日や亡母に倣ふ塩加減」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。卓鐘様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。
私のコメントを書き込もうとして、なんとなくスクロールしていったら、いきなり「卓鐘コメント」が、出てきましたので、つい読んでしまいました。
そしてそうなると先の皆さんのコメントも読みたくなり、拝読しました。

以下、それはそれとしての私のコメントを。

まず、「亡母」となさったのは、他ならぬ卓鐘さんですから意味があると思います。というのは、わずか二ヶ月前までご存命だった。今でも亡くなった気がしない。でもこの母の日にその対象がいないという事実。それを自分でケジメをつけるためにあえて、もはやこの世にはいない=亡母となさったのだと思いました。

そして動詞の「倣ふ」。これは習ふと混同しやすいですが、教えてもらうのではなく、真似をする、という意味です。
作者は、今日いま現在、亡くなったお母さんの味付けを真似て料理をしているので、どこにも過去はないと思います。

しみじみとする佳句と思いました。
このままいただきます。

点数: 1

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「母の日や亡母に倣ふ塩加減」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

・母の日や母を倣ひぬ塩加減

個人的にはあまり思い入れ句にコメントを残したくないのですよ。
「思い」を否定するつもりは一切ないのですが、すぐに「思いを否定された」ととられるので、褒めるか同意するかスルーするしかないじゃないですか。コメントを残す側も一句一言まちがえられない。
そこを一歩こらえて冷静になっていただいて、助かります。

「倣う」は確かにそうですね。そこを過去形にすると意味が変わりますので、私も訂正して冒頭に残します。

点数: 1

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