俳句添削道場(投句と批評)

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鳥の巣のひな黙り込む親のこゑ

作者 ちゃあき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

 セキレイの巣です。ひなが孵ったのでそおっと見に行くと、僕に対しても餌をよこせとぴーぴー口を開けて鳴くんです。とーっても可愛い! ところが親鳥が近くにいて「警戒せよ」という意味の鳴き声だと思うのですが、「チッチッ」という声に今まで鳴いていたひなが一斉に口を閉ざして黙り込みました。
 この春のことではありませんが、ご意見よろしくお願いします。 

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「鳥の巣のひな黙り込む親のこゑ」の批評

回答者 げばげば

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

イサクさんの添削秀逸でしたね。どちらとも詠み手へ渡すという。興味深かったですー😆

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「鳥の巣のひな黙り込む親のこゑ」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

初読で「親鳥」かな?とも思ったんですが、「作者の親の声」という読みもありますね。

その場合いくつか解釈が考えられて、大きく分けてふたつ。
★作者の親の声を出して(「鳥いるの?」と作者に聞いたか、「ごはんだよー」と呼びかけたか)、その声が大きかったせいか、雛たちが黙ってしまった、というやや諧謔的な解釈
★癇癪か説教か皮肉か、作者の親が作者に対して何か負の気分になることを口に出した。自分も黙ってしまったが、それが聞こえたかのように鳥の巣の雛も黙ってしまった、という皮肉的な解釈

で、思ったのですが、この句は上五「や」で切って
・鳥の巣や子の黙り込む親のこゑ
こうした方が「鳥かもしれないし、人間かもしれない」と逆に受け手に明確に託せるので、どうかな?と思った次第です。

点数: 3

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「鳥の巣のひな黙り込む親のこゑ」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。少し戸惑いました。普通、ヒナは親鳥の声に「あっ、お母さんが戻ってきた!ご飯だ、ご飯だ!」と、大きな口を開けてピーピー鳴き始めますよね。それを「黙り込む」と。???
そこから、イサクさんの「この声は親鳥ではなく、作者の親の大声(笑)」という想像が生まれるわけですね。
しかし私はそこへは行かずにご自身のコメントを拝読しました。ふむふむ、なるほど、そういうことですね。

それでは、こういう句はいかがでしょうか。

・鳥の巣の親の合図で黙るひな

親の「声」ではなく、なんらかの警戒信号を意味する「合図」にしました。

しかし違和感は拭えません。

ちゃあきさん、どうでしょう、ここは一つ、ちゃあきさんが覗いてひな達が騒いだほうを詠みませんか?

・我を見て口開けるひな小鳥の巣

点数: 1

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「鳥の巣のひな黙り込む親のこゑ」の批評

回答者 たーとるQ

句の評価:
★★★★★

ちゃあきさんお疲れ様です。
御句は可愛らしい思い出を句にしており、急に黙られてしまった悲しさも出ていると思います。

しかし、親の鳴き声という限定がそこまで聞いているのかは再考の余地がありそうですね。イサクさんの講評のように句の意味を広げる意味合いがあるかもしれませんが、理由を読者に求めてみるのもありかなと。
→鳥の巣や我にだけ雛黙り込む

点数: 1

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