俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

陽春や眠り誘うバスの中

作者 鰐渕颯  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

今回も添削宜しくお願いします!!

最新の添削

「陽春や眠り誘うバスの中」の批評

回答者 なおじい

鰐渕颯さん、こんにちは。
御句拝読しました。わかります〜。こういうことって、よくありますよね〜。

しかしこういうことって、「こういう句って、よくありますよね〜」にもつながりやすいのです。
ですから、共感を呼ぶことは大切にしながら(同時に)、具体的な要素を足したりエピソードを入れたりしてオリジナリティを出す必要があるのです。
幸い、御句はそうした要素を入れる隙間は取れそうです。それはイコール、余計な音数があるということですけどね。
まず、「バスの中」の「の中」はいらないですね。バスの外の話は誰もしていませんから。また、「眠り誘う」と言わなくてもその雰囲気を出したいですね。

・陽春やバス停二つ乗り過ごし
・陽春や寝顔を放送されるバス

二句目は徳光さんの「路線バスの旅」をご覧になっていることを祈ります(笑)。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

添削のお礼として、なおじいさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

揺り籠のごと陽春のシャトルバス

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

まず「眠り誘う」中六になってしまっていますが、これは単なる推敲漏れでしょうか?とりあえず「眠りを誘う」としておけば、ひとまずは五七五の形で調います。

さて、陽春の時期にウトウト眠くなってしまうというのはよくある話で、当たり前の事を描いても詩は生まれにくいです。
「眠り誘うバスの中」という表現も散文の語順ですので、ここも勿体ないです。
そして「の中」と書かずとも、バスの中である事は分かりそうなので、無駄な三音とも取れます。俳句は三音あれば色々出来ますので、ここもご検討を。

点数: 2

添削のお礼として、秋沙美 洋さんの俳句の感想を書いてください >>

「陽春や眠り誘うバスの中」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。げばげばと言います。

御句。春って眠たいですよえー。だから、春は眠いという句はわりとあるあるなのかもしれませんね。もちろん、あるあるは共感なのでダメではありません。そこにオリジナリティを少し足していく感じでしょうか。
中七は「眠りいざなう」と読むのでしょうか?バスが誘うという句意になってきます。どちらかというと、陽春がいざなうのですね。誘うバスというつながりは少し気になりました。

また、もう一つ。俳句では、陽春「だから」眠たい、という「だから」という関係をあまり良しとしません。理屈でつながると詩情が薄れやすいからです。
いくつか書いてみましたが、何か取り入れられそうということがあれば、また次の句のときにご参考くださいませ。提案は「よう」でリズムを作っておきます。

羊水のごと陽春のバスのなか

点数: 1

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

「陽春や眠り誘うバスの中」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

「誘う」は「いざなう」ですかね?なら中七です。
意味はわかりますし、気持ちのわかる句ではあります。

俳句としては、季語が違いますが「春眠のバス」の七音とほぼ同じ光景を十七音を使って言っているので、かなり薄い内容なわけです。
季語「春眠」とあるとおり「春に眠い」という発想はいっぱいあるので、この句のどこを削って別の何を膨らませるか、というのが課題ですね。

季語「陽春」のまま、「眠り」をテーマにして、観察の句を提案句として・・・

・陽春や眠れる美女の多いバス

点数: 1

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

図書室の同じ席二人静よ

作者名 かぬまっこ 回答数 : 2

投稿日時:

秋来れば道後の人よイブモンタン

作者名 鉄道員 回答数 : 0

投稿日時:

芋煮会土手行く人も加わりて

作者名 感じ 回答数 : 7

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『陽春や眠り誘うバスの中』 作者: 鰐渕颯
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ