俳句添削道場(投句と批評)

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凍解や下り初めての民家あり

作者 しゅうこう  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

山から下り緊張から解き放たれた、その感じを詠んでみました。
宜しくお願い致します。

(これから下五が名詞ではない型を暫く練習する予定です☺)

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「凍解や下り初めての民家あり」の批評

回答者 なおじい

しゅうこうさん、こんにちは。
何やらものすごい勢いで勉強なさっているようで、げばさんのように急成長なさいますね。今のうちに色紙にサインもらっておこう(笑)。

さて御句拝読しました。ちょっと誤解を招く句ですね。

山を下ってきたら、初めて民家があった、という句ですね。私も多少山歩きをしますので、この心境わかります。
ただ、「下り初めて」とあると、どうしても、「下山を開始して」と読めます(卓鐘さんと同意見)。ですから、あらら、字が間違っていますよと。

イサクさんやげばさんと違う提案句を作ろうと思ったのですが、形が決まっているようですので、次のものしか出来ませんでした。

・凍解や下山路初の民家あり

なんだか理屈っぽいですねー。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「凍解や下り初めての民家あり」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句、10週応用編ですね。めちゃくちゃ勉強されてますねー。
これは、草田男の
玫瑰や今も沖には未来あり
の形ですね。名句を踏襲して習作を作るのはとにかく勉強になりますね。
中七の「初めて」が必要か迷いました。下ったらあったのであれば。

凍解や山を下れば民家あり

こういう当たり前のことに、ほっとした、緊張感がとけた、ということを詠むのも、とても俳句っぽい感性で好きです(^^♪

点数: 1

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「凍解や下り初めての民家あり」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

はじめまして。

藤田先生の本でお勉強されているようですね。みるみる成長しそうな気配。
俳句の型はとても大事ですが、その前に日本語を正しく使うことももっと大事です。
動詞の連用形+初めて(はじめて、そめて)は、「〜しはじめる」という意味なので、やっと民家があったではなく、下り始めたら、すぐに民家があったの意味にとれます。

おそらく、「下り」は動詞ではなく名詞だと思うのですが、そうすると「下りに」とか助詞などフォローしないとわかりづらいです。
ただ、名詞だとすると「初めて」ははじめてと読まないといけないのでそうすると字余りですし。。

季語との取り合わせとしてもとてもいいと思いました!

点数: 1

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「凍解や下り初めての民家あり」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

「型」は、勉強すると強いのですよ。
咄嗟に使えれば、残りの時間や思考力を他のところに回せますしね・・・

御句、
◆「下り」が山から下りたというのがわかりづらい(というか私にはわからない)ので、損をしているかと。
◆ちなみに「おりはじめての」と読めば中七なのですが、みなさん「くだり」と読んでいる・・・?
◆「初めての民家」という説明の言い方が気になります。
 「民家あり」だけでも今までなかった民家があった、という雰囲気にはなるので「初めての」という説明はやめたいなあ・・・と思います。
◆「登山」が夏の季語なので「山を下りる」も気にならなくはないのですが、ここはスルーします。

あまり考えずに提案句を作ったらげばげば様と同じになりました。
少しずらします。

・凍解や山を下り来て民家あり

点数: 1

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添削対象の句『凍解や下り初めての民家あり』 作者: しゅうこう
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