「書きものの紙の白さよ雉の鳴く」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句。紙が白いなあという感動ですか?何も書いていないという感動ですか?
イサクさんの「余白」という言葉も、なおじいさんの「真白き紙」も推敲としては良いなあと思いつつ、光景が少しちがってくるので、どちらの景なのでしょうか?はたまたどちらもと違う?
点数: 1
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作者 負乗 投稿日
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句。紙が白いなあという感動ですか?何も書いていないという感動ですか?
イサクさんの「余白」という言葉も、なおじいさんの「真白き紙」も推敲としては良いなあと思いつつ、光景が少しちがってくるので、どちらの景なのでしょうか?はたまたどちらもと違う?
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回答者 なお
こんにちは。負乗様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。ドキッとしました。白雉は神の使いであり、そのゆかりの神社もあるからです。雉と白は切っても切れない縁がありますね。
私は「書きものの」をちょっと置き換えてみたくなりました。「書きものの」が紙の使われ方の説明だとしたら直接的すぎるので、何か婉曲に出来ないかと。
・文机の真白き紙よ雉の鳴く
白と紙は白雉が神の使いだと思っているので外したくない。そこでそれなら単なる白さではなく真っ白にしてしまおうと思いました。
点数: 2
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回答者 イサク
こんばんは。
御句では、取り合わせの相手が「紙の白さ」になっていますが、本当は「書きもの(の紙)」なのではないでしょうか・・・?
この句形では、あまり上五「書きもの」の部分が生きておらず、「紙が白い」という条件さえ合えば上五が置き換え可能なようにも見えます。
なので、「書きもの」をもう少し生かしたいかな・・・と。
・書きものに三分の余白雉の鳴く
点数: 1
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自分としては、苦手な取り合わせの句。
雉は、春の早朝、けーんけーんと鳴きます。