「ねぎ刻む音を確かめ二度寝せり」の批評
回答者 なお
こんにちは。よし造様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。いい句ですね!千昌夫の顔が浮かんできます(おふくろの顔じゃないのかい!と自分でツッコミ)。
今は妻が朝餉の支度をしていますが、寝ぼけの耳に料理の音が聞こえてくるのはいいものですね。
さて御句、私も先の方々と同じような点が少し気になりました。
全体のイメージはとてもいいのですが、固いことを言わせていただくと、「なぜネギを刻む音とわかったのか?」「逆に、ネギかどうかわからなかったから台所へ行って確かめて、安心してまた寝たのか?でもそれならなぜそこまで確かめる?」
よし造さんですからこんなこと申し上げます。勘弁してください。
私は次のような句を考えました。
・ねぎ刻む音聞きつつも二度寝かな
どういうことかと申しますと、このお宅では、朝の味噌汁はねぎだと決まっているのです。豆腐とねぎ、ワカメとねぎ、とにかくねぎ。
だから、ねぎを刻む音がすると、あ、もう味噌汁が出来るな、とわかる。そんな時、すぐに起きていけば出来たての上手い味噌汁がいただけるのに二度寝してしまう…というものです。
ああ、こんなこと書いていたら、お腹が空いてきました!
点数: 1
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母親でも妻でもみそ汁に入れる葱を刻む音を聞くと
なんとなく安心するところがあります。音は省略可能ですが、
いい考えが浮かびませんでした。香りを使っても同じようなものですし。