俳句添削道場(投句と批評)

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春光や土踏まず無き赤子かな

作者 またたび  投稿日

要望:褒めてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

赤ちゃんの足を見て、土踏まずの無い足が可愛いなぁと思った俳句です!

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「春光や土踏まず無き赤子かな」の批評

回答者 なおじい

またたびさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。
きっちり俳句の五七五の定型に合わせていますねー。素晴らしい。
また。しっかりと季語を、それも一つだけ置いていらっしゃいますねー。
切れ字の「や」とか「かな」を入れると詠嘆を表し、場面転換にもなり、何より俳句らしくなるので効果的に使っていらっしゃいますね。
基本を押さえておられる。

お褒めしたうえで、さらなるご健吟のためにいくつかお伝えさせてください。

切れは一つのほうがいいです。二つ入れたくなるお気持ちはわかりますし、私などもたまにやってしまって、「お、いけない!」とあわてて直すこともありますが(笑)。

次に、「土踏まず無き」、描写ですので悪くはないのですが、俳句では、否定より肯定で詠んだほうが、素直で音数も少なく出来ていいようですよ。例えば、「午前でない」と言うより「午後」と言うように。
御句では、「土踏まず無き」というよりは、イサクさんから出ていますが、「丸い足の裏」という言い方は悪くないですねー。

それに加えて、原句の「土踏まず無き」ですと、あまりに客観的で、作者がどのように考えているのかわかりません。もしかしたら、「この子の人生って大丈夫だろうか…」などと、大いに悲観しているかもしれません。そんな心配は必要ないですけどね。
作者の気持ちを読み手がどのように受け止めようと、それは自由なのですが、できれば作者の意図が伝わったほうがいいですね。
コメントを拝読すると、またたびさんは扁平足を「可愛い」と思っていらっしゃる。ホッとしました。
だからと言って、俳句は「可愛い足」と言ってしまっては逆に想像を限定してしまう。
その点からも、前述の「丸い足の裏」は悪くない表現と思うのですよ。

最後に、私からも提案句を置かせていただきます。

・春日向ぺたんこ足の赤子かな

句の評価:
★★★★★

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「春光や土踏まず無き赤子かな」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
はじめまして。げばげばと申します。

御句。土踏まずのない足にクローズアップしたのはいいですねー、細かいところにプチ感動するのは俳句のはじまりです。
「や」「かな」は二つ切れ字を重ねた形であまり推奨されません。
あと、春光は春のうつくしい景色をさしますが、そこから足へ行くのに少し悩みました。春泥を遊んじゃいますか?

春泥を土踏まずなき赤子かな
春泥を跳ねる赤子の扁平足

ちなみに赤子のときは誰でも扁平足で、少しずつ土踏まずができていきますよー😆

点数: 0

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「春光や土踏まず無き赤子かな」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。はじめまして。

他の方からも出ていますが、切れ字はひとつまでにしたほうがいいです。単語を強調する切れ字をふたつ以上入れるには、俳句は短すぎるので。

・春日さす土踏まず無き赤子へと

切れ字をなくすならこんな感じでしょうか?
コメントを読むと、焦点を「足」へ絞っていきたい気もします。
切れ字をひとつ残して、「土踏まずがない」の説明感を外して、

・春光や赤子の丸い足の裏

点数: 0

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