俳句添削道場(投句と批評)

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春炬燵そして誰もいなくなった

作者 ちゃあき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

昨日の拙句、春宵や~に貴重なるご意見ありがとうございました。
岸本葉子さんの句集から「ハンモック十五少年漂流記」を参考に作ってみました。ご意見頂ければ幸いです。

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「春炬燵そして誰もいなくなった」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。

御句拝読しました。
まず初読の感想です。とても味わいのある句だと思いました。いや、あり過ぎる。
我が家の場合でいいますと、多い時は家族六人と猫二匹でこたつの取り合いでした。誰かしらはみ出ていたけど、その頃は楽しかった。テレビ見たり、本を読んだり居眠りしたり…。
しかし、おじいちゃんが亡くなり、猫二匹が立て続けに死んで、その後、子どもたちが順番に家を巣立っていき、今では老夫婦だけです。そのうち私がいなくなるのでしょう。そして妻が一人で炬燵に入って、私の真似をして一句詠むでしょう。

・春炬燵とうとう誰も居なくなり

いま、私は、

・春炬燵ようやくツレがいなくなり

と言われないように、しっかり家事もやっています(汗)。

次にご自身や他の方のコメントを読んでからの感想です。
私は、皆さんのコメントを拝読しても、中七以降が本の題名とは夢にも思わず、皆さん何を言っているのだろうと思っていました。
ようやく「なーんだ、そういうことか」とわかってから思いましたが、そういうことなら、中七以降は、それなりに有名なタイトルでないと、わかってもらえず誤読を招きやすい句になりがちではと思いました。

ですので私は、私のような気の毒な誤読を避けるために、

・吾輩は猫である読む春炬燵

くらいになってしまいます。腰が引けてます…。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「春炬燵そして誰もいなくなった」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています!

これは、春炬燵で、クラスティを読んでると見ていいのでしょうか?
中七下五が、岸本葉子さんとは違い、タイトルとはとれないかもなので、コタツに誰もいなくなった光景も浮かべてはしまいますかね。でもこういうチャレンジ取り合わせは好きです。
私も添削欄で、
緑陰の読書や「風の歌を聴け」
と置いたことはあります。「 」つきですね!

点数: 1

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「春炬燵そして誰もいなくなった」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

◆十二音ですが六・六であること
◆書籍名とは思わず、本当に「誰もいなくなった」のか?と思ってしまうこと
◆書籍名と思ったとしても、「誰もいなくなった」という事実がそこにあるのではないか?と勘ぐってしまうタイトルであること
などが「十五少年漂流記」より弱いところですね。

あとは、参考句には「ハンモック」という日本的でない季語と外国文学のとりあわせ、という相乗効果がありますが、
御句では季語「春炬燵」に「海外ミステリー」で何を求めたか、という点もあります。

・春炬燵さあ書を捨てよ街へ出よう

点数: 1

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「春炬燵そして誰もいなくなった」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
再訪です!

春炬燵と寺山修司はうまいですねー。何か響く書名を考えてたんですが、イサクさん、するりと取り合わせましたねー、これでしょ、びたりきました😆

点数: 1

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