「大家から工事の報せ春来たる」の批評
回答者 なおじい
こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
ちゃあきさんの取り合わせの成功はたまたまではありません。実力です。たまたまでも成功しないのが私です。
御句拝読しました。「大家から」は、ちゃあきさんとしては、この句を入居者の作品としようと思ってのことですよね。
でも、先のお二方と同じく、ここは他の言葉の方がいいと思いました。
私は、工事と季語とのつながりを明確にしたいと思いました。
・ようやくに始まる工事春来たる
でもこれだと、何の工事かわからない。
・アパートの改修工事春来たる
・改修の始まる報せ春来たる
と、「改修」は入れたいなと思っていたところ、ふと、「もう準備が始まっている」という句が浮かんできました。
・アパートの足場組まれて春来たる
新婚の頃に住んでいた大阪のアパートで、上階のベランダのコンクリートが剥離して一階の私たちの部屋の庭に落下したことがありました。危ないので、管理人さんに大家さんに伝えてくれるように頼んだのですが、それから工事が始まるまで、とても長く感じました。ですので御句、共感するところ大でした。
点数: 1
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拙句 アラームの~ へのご意見ありがとうございました。取り合わせは難しいですが上手くいくと気分がいいです。偶然ですが・・・ ^^;
お向いのアパートの大家さんから「ご迷惑おかけしますが・・・」と改修工事のお報せが来ました。本句はアパートの住人になったつもりで詠みました。ご意見よろしくお願いします。