「冬尽くや消火器なほも控へをり」の批評
回答者 なお
こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。消化器を擬人化ですか。可愛いですね。
少し気になりましたのは、季語との関係と消化器の存在意義(大げさ?)でしょうか。
季語で、もう冬も終わりと言っています。その後、中七以降で、「でも今なお消化器はあります」と言っている。この繋がりが難しいですね。負乗さんでなくても。「消化器は一年中必要」だと思いますよ。
これが「暖房器」なら何の疑問もなくストンと落ちます。
または、その喫煙所が冬場だけのもので、春からは倉庫になるとか…。もちろんそれでも消化器は必要ですが、少し納得感が増します。
・冬尽くや暖房器なほ控へをり
(季重なりはごめんなさい)
あるいは視点を変えて、みんないなくなるのに、ビル備え付けの消化器はそのままでいる、という意味で…
・冬尽くや消化器残るオフィス移転
点数: 1
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拙句、いちにィさん~へのご意見ありがとうございました。確かに正拳突きっぽくもありますね。気付きませんでした。(笑)
さて本句は会社の喫煙ルームの消火器くんです。健気に隅っこに控えて居ます(ほんとにそう感じました) 。擬人法の是非。よろしくお願いします。