「箱枕眠れぬ春と母の顔」の批評
回答者 なおじい
めとみみさん、こんにちは。
御句拝読しました。
まず、「先輩方に講評とか添削など出来ない…」という点について。
このサイトは、先輩とかそういうことを言うと怒られます(笑)。
私もこの道場に入門当初は、そんなこと言ってました。でも、明らかに先達で、才能ある素晴らしい方々でも「みな仲間。先輩後輩はやめましょう」と言ってくださいました。師選講評をいただくのではなく、投稿者相互に意見を言いあえるのがこのサイトのいいところです。
ですので、私は講評でなくて感想を書かせていただいていますし、添削とか手直しとかではなく、「こんなのも考えた」という「提案句」として置かせていただいています。
次に、御句についてです。
先にげばさんとイサクさんが適切なコメントを置いていらっしゃいますし、全く同感です。いまさら何をか言わんや、という感じですが、私の名前も挙げてくださったので(笑)、少しお伝えします。
僭越ながら、これまでのめとみみさんの句は、どれもかなりの「前書き」が必要だと思います。
言い換えると、俳句だけ見た場合は、何のことかわからないのです。その原因は、ご両名がおっしゃっていますので省略させていただきます。
俳句はある程度、読み手の想像に任せることが大事、その方が世界が膨らむというようなことを言いますよね。
しかし御句の場合、「箱枕って何?」「なぜ眠れないの?」「なぜ春?」「なぜお母さんの顔?」…。
想像というより疑問ばかりが浮かび、想像まで至りません。
私も出来てはいませんが、とにかく「目の前の景色の描写」、そこがポイントだと思います。
厳しくしてくださいとのご要望ですので申し上げました。
またご投句ください!
点数: 1
添削のお礼として、なおじいさんの俳句の感想を書いてください >>
この句は「舞妓」を題材にした漫画を元に、詠んだ句です。
柔らかい枕に慣れた現代っ子が、ある日を境に首を支えて眠る箱枕で寝るようになるのですが、
最初は慣れるまで辛いという描写を元にしたものです。
さて、このサイトを使わせていただきとてもありがたく感じております。
一人で勉強しても判断できずおりますので…。
そして、でも、このサイトはお礼を伝えるのも難しいですね…。
先輩方の句の講評か添削をせねばならないなんて…。
でもせっかくなのでコメントはできるだけさせていただきます。
ただ、お礼が漏れては失礼ですし、
今日はもう浮上できませんので、以下順不同にてお礼差し上げます。
秋沙美 洋さん
なおじいさん
げばげばさん
イサクさん
いろいろコメントありがとうございました。
皆様のコメントを元に推敲を楽しませていただきます。