俳句添削道場(投句と批評)

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初日浴びて悴む手足血が巡る

作者 藤中義史  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

元旦の厳しい寒さの朝、初日を浴びながらジョギング、最初は手足が悴んでいたものの走っているうちに体が暖まってきて、血が巡るという表現に一年のスタートを切るという意気込みが感じられるとうれしいです。

『初日』と『悴む』という言葉が季重なりなのかなという点が気になります。

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「初日浴びて悴む手足血が巡る」の批評

回答者 なおじい

藤中義史さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。昨日今日と、新年行事で出遅れてしまいましたが、感想と提案句をお伝えします。

御句、初読で「初日を浴びて悴む手足に血が巡る」ということはわかりましたが、ジョギングとはわかりませんでしたね。なぜなら、私は初日の出を拝んだ時にそんな感じがしたからです。

ですので、句の中に「走る」を入れるといいのかもしれませんが、正直、ジョギングをすれば、浴びるのが初日でなくても身体が暖まりますね。なんだか季語がもったいないです。

ここで藤中さんのお気持ちを整理したいのですが、おっしゃりたいことは、ジョギングどうこうよりも、年頭にあたり、元旦の太陽を受けて身体中の血がぐわーっと巡るような気がした、ということではありませんか?
私はそういう意味だと思いました。そうなると、げばげばさんの提案句、秀逸だと思うのですよ。でもそれでは悔しいので(笑)、私も提案句置かせていただきます。

・初日浴び全身に血の巡りゆく

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「初日浴びて悴む手足血が巡る」の批評

回答者 ちゃあき

句の評価:
★★★★★

はじめまして、ちゃあきと申します。御句について一言。コメントを読んでジョギングで体が温まってきたことを詠まれているのだと分かりましたが、句を読むかぎりではそれが伝わって来ません。季重なりの「悴む」を替えて「走る」にしたら良いのではないでしょうか。
案:初日浴びて走る手足に血の巡る
それでも少し説明的な句になってしまいましたが・・・
今年もよろしくお願いします。

点数: 1

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「初日浴びて悴む手足血が巡る」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
はじめまして。げばげばと申します。
結構句作の経験ありの方でしょうか?

さて、御句。
初日を浴びると悴んだ手足に血が巡りますよ、という報告文的な構成になっていることが少し気になります。どちらかというと、体に血が巡る、全身に新年のスイッチが入るような句意なのかなと読みつつ、「初日」をメインにおきたいという提案です。いかがでしょう。

身魂に血の巡りゆく初日かな

点数: 1

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「初日浴びて悴む手足血が巡る」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。はじめまして。あけましておめでとうございます。

「初日」「悴む」で季重なりではあります。

「初日を浴びたら悴む手足に血が巡ります」という句意でしょうか?
「手足血が巡る」というのであれば、直前まで「手足にそれほど血が巡っていない」ということです。ので、「悴む」とわざわざ言う必要はないような・・・
つまり避けられる季重なりを避けていないので、気になりますね。
「初日」の句として整理したいです。

・初日浴び手足へと血の巡りけり

コメントの「ジョギング」は、ちゃあき様提案の「走る」など、わかるような描写を入れないと伝わりませんが、どうしましょう?

点数: 1

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