「大晦日ミミズのやうな祖母の文」の批評
こんにちは。秋沙美 洋様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。最初は、いわゆる「季語
が動く」というやつですか、おばあちゃんの字がミミズみたいなのはべつに大晦日に限ったことではないのに、とか思いました。
そしてそのことを書こうと思った刹那、大晦日にしかないあることを思い出して泣きそうになりました。
マジ、いま、涙をこらえながらこれ書いています。
母は晩年、もう何も字を書かなくなり、全て我々子供が代筆していました。それでも必ず自分で書こうとしていたのが、大晦日に袋詰めするお年玉の宛名書きです。ポチ袋に、「◯◯ちゃん」とか「◯◯くんへ」とか、力が入らなくなった手で孫やひ孫の名前を一生懸命に書いていました。翌日の集まりに備えて。
母が亡くなり三回目の正月。実家も売却しましたのでもう集まりすらなくなりました。今は私を含めた子供たちそれぞれのところに子や孫が集まります。
私はまだ名前を書いておかなくてもどれが誰のかわかりますが、そのうちわからなくなるかも。そしてメモする。ミミズのような字で。
秋沙美さんの句意とは全然違うかもしれませんが、おかげで少し前の我が家の大晦日の恒例行事を思い出しました。有難うございました。
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そんな感じの年越しなどを